2011年5月31日火曜日

美しい花畑の中で英会話

横須賀YMCA・くりはま花の国のポピー畑で英会話レッスンのご報告

5月22日(日)10時から16時まで、横須賀YMCA英語学校では6名のお友だちが普段幼児や小学生英語クラスを担当しているアメリカ人講師アレックス・モロゾフ先生と一緒に、京急久里浜駅から徒歩15分のところにある「横須賀市 くりはま花の国」(横須賀市神明町1)に出かけ、アウトドアでの英会話レッスンを楽しみました。この「横須賀市 くりはま花の国」では6月5日(日)まで丁度「ポピー祭り」が行われており、ゲートを入って少し丘を登ってゆくと赤、オレンジ、黄色、ピンク、白の色鮮やかなポピー畑が一面に広がり、天気も快晴で爽やかな気候のもと、その壮大な美しい風景にはみんな圧倒されていました。
56.8ヘクタールの広い敷地の中で、様々な種類のハーブが植えられたハーブ園、珍しい植物が見学できる温室なども訪れながら、植物の名前や花の色などを英語で学んだり、気に入った花をスケッチしたり、大きなゴジラのすべり台があるアスレチック広場で身体をいっぱい使って遊んだり、「湯足里(ゆったり)」という足湯コーナーでちょっと休憩したりしながら、少人数のグループだったこともあり、アレックス先生とじっくり楽しく英語を使って一日を過ごすことができました。横須賀YMCAではこのように、これからも教室内でのレッスンだけでなく、地域社会の中で英語を実践して使えるような英語プログラムをどんどん実施していきます。
(横須賀YMCA 佐々木美智) 

手間暇かけて作った料理はおいしい

横浜北YMCA・アウトドアキッズクラブ 5月活動報告

今月の活動はみんなが楽しみにしていた“野外炊事”!!炊き込みご飯とトン汁を作りました。野外炊事は台所での調理と違ってたくさんの準備が必要です。そこでグループの中で「薪係」「鍋係」「食材係」のそれぞれに担当を割り振り、みんなで協力してエコに、素早く調理を進めました。
まず大人気の薪係はナタを使って薪をどんどん細く割っていきます。非常に危険な作業なので見守るリーダーも、割っている子どもも、そして見ているお友だちも真剣なまなざし!割り箸・人参・大根を目安にした太さに割り分けました。続いて食材係。まずはそれぞれの料理にどの具材を使うのかを確認して、切り方を考えました。リーダーからは「食べやすい大きさ・形」としか指示がないので自分たちでどんな形がいいのか考えて作業を進めました。また、野菜は皮をむかずに極力ゴミを減らしました。 そして意外と重要な鍋係。ガスコンロと違って薪で火をつける野外炊事では調理をすると必ずすすがなべ底につきます。これはとっても洗いにくく、なかなか落ちません。そこでクレンザーが活躍すると聞いた鍋係は内側に塗らないように、丁寧にクレンザーを表面に塗って行きました。すすが簡単に落とせる=洗う時の水が少ない→節水♪
こうしてみんなで協力してエコに調理をすすめ、途中目に煙が染みて涙目になったり熱くてなかなかかまどに近寄れなかったりと苦戦しながらもほぼ同時に全グループが完成!「味に自信があるグループはどこ?」という問いかけに「はいっ!はいっ!うちのご飯お焦げがあっておいしいよ!」と猛アピール
していました。やっぱり自分たちで手間暇かけて作った料理はどれもおいしく、ほとんど残さず食べることができました。食べられる分だけ作るのもエコですね。
今回は会場が遠く、時間に追われてしまう場面もありましたが限られた時間の中で目いっぱい活動を楽しみ、チャレンジすることができました。合格がもらえるまで何度もお鍋を洗いなおすのも達成感があったようです。じゃんけんや譲ってあげたことでやりたかった役割ができなかったお友だちもいましたが6月宿泊でも野外炊事を行います。今回の活動を生かしてまたおいしいご飯を作りたいと思います。
(横浜北YMCA 皆川 蘭)

荻野SS団長杯優勝

厚木YMCA・6年生サッカークラスのご報告

5月3日、4日に荻野SS主催の荻野SS団長杯が開催されました。全部で24チーム参加し、1日目に予選リーグが行われ、勝ちあがったチームのみ2日目の決勝トーナメントに進出しました。2日間の厳しい戦い1つ1つを勝ち上がり見事優勝しました!決勝では、コーナーキックから4点も獲得でき、4対1で勝利しました!セットプレーから点が取れたことは日ごろの練習の成果であり、6年生の武器の一つになっていると思います。ただ、パスミスが多かったので、今後の課題として、「パスを丁寧にすること」と「相手との駆け引き」をする事を意識し練習していき、さらなるレベルアップを図っていきたいと思います。
(厚木YMCA 永田一誠)

2011年5月30日月曜日

まずは落ち着こう!

横須賀YMCA・乳幼児応急手当講習会のご報告

5月23日(月)に横須賀YMCAで乳幼児応急手当講習会を行いました。当日は託児室を設け、お子様を預けての講習会で、9名の方にご参加いただきました。最初はお子様と離れる時間が初めてで、別れ際に泣いてしまうお子様を心配しつつも講習会に参加されていましたが、講習会が始まるとみなさんメモを取るなど、とても真剣でした。講習会終了後に、みなさんに感想などをお聞きしました。
「心肺蘇生法の他に、怪我や病気の事も聞けてよかった。」「AEDはなかなか見る機会がなかったので、間近で見ることができてよかった。」「今後の子育ての自信につながった。」など、たくさんのコメントをいただきました。今回、無事に講習会を終了できたのも、指導に来てくれた横須賀市南消防署の方や託児ボランティア6名の方々のご協力があったからです。感謝致します。また、横須賀YMCAでは、乳幼児応急手当講習会の他にも、5月末・6月上旬に横須賀市消防局認定の普通救命講習会を行います。もしものときに慌てないためにも定期的にみなさんで話し合ったり、知識の交換をしていきましょう。
(横須賀YMCA 尾内清香)

横浜で出来る震災支援

YMCA ACT・東日本大震災復興支援募金活動のご報告

5月21日(土)横浜駅西口相鉄口付近にて、「東日本大震災・復興支援募金」をYMCA ACTボランティアリーダー5名、英会話クラス小学生メンバー4名、中学生メンバー1名とスタッフ1名の合計11名で1時間ほど呼びかけ、18,797円集まりました。(最後に保護者の方も声がけに協力してくれました)
今回は、初めて募金活動に挑戦したメンバーもいたので、始めに「東日本大震災復興支援募金にご協力お願いします」と声がけの練習から始め、その後実際に募金箱やパネルを持って、街頭に立ちました。街頭募金後は、自分たちで集計し、どれくらい街ゆく方々が募金してくださったのかを確認しました。
今回の街頭募金では、被災された方が通りすがりに募金をしてくださり、「横浜でも街頭募金をしてくれていることが嬉しいです」と声がけしてくださる場面もありました。震災から2ヶ月経ち、少しずつ元の生活に戻りつつある横浜の人々に、東北・北関東地方の今後も復興のための継続的な支援が必要だと呼びかけていく必要があることを改めて実感しました。 YMCAの趣旨を理解してくださり、募金をしてくださった皆様、ボランティアで街頭募金に協力してくださったメンバー・リーダーの皆さんありがとうございました。今後もYMCA ACTでは、継続的に募金活動をし、支援をしていきます。
(YMCA ACT 樋口さやか)

2011年5月25日水曜日

現地で感じるそれぞれの思い

横浜YMCA・被災地応援ボランティアバスの第3弾のご報告
5月20日金曜日23時出発し21日、22日の土日にかけて横浜YMCA被災地応援ボランティアバスの第3弾を実施いたしました。今回は、スタッフ、ユースリーダー、学生を中心に29名のグループにて宮城県南三陸町、志津川に出向き、避難生活をするこどもたちを一同に集めての昼食付(炊き出しをしました)のレクリエーションDAYを行いました。この小学校でも高台にあるにも関わら2mほど浸水した為、こどもたちが使うサッカーボールやバスケットボールなどを寄贈し、仙台YMCAのリーダー主導となるイベントとなりました。
横浜YMCAのボランティアグループは、21日土曜日は避難所の生活の片づけや引っ越し作業、支援物資の片づけなどを行い、次の日の22日日曜日はレクDAYの炊き出しを中心に行いました。体力的にきつい日程でしたが、ボランティアバス参加者は笑顔と元気を届け、一生懸命に活動に従事されていました。支援、応援はまだまだ続きます。
是非多くの方のご参加もお待ちしております。以下参加された方のコメントを紹介させて頂きます。

『2回目のボランティア参加でしたが、現地にて仙台YMCAのスタッフと無言の握手をかわせて頂いた時非常に胸にくるものがありました』

『こどもたちと触れ合うことができてよかった。こどもたちが元気で楽しそうで何よりだった』

『今回参加ができなかった学生から被災地の方への手紙を託された。しかし 避難所にはすでにいらっしゃらず渡すことができないと断念したが、偶然にも小学校で再会でき渡すことができた。人のつながりに役立てることができてうれしい

『こころの傷がある子、爪を噛んで参加しない子、ごはんをみんなで一緒に食べられない子が見受けられた。まだまだケアが必要なんだ、時間が必要と感じた。自分に何ができるんだろうと考えた』

『引っ越しや草刈の手伝いができてよかった』

『こどもたちの存在(元気に過ごす様子)が明日への姿だと思った』

『こどもたちがいる限り、必ず復興する未来がくると信じる

『戦後の広島の様子を思い出した。70年は草木も生えないと言われたが復興をした。かならずここも復興できると信じている』

『前回よりきれいになってますねと言ったら、当たり前です、きれいにならないと困りますから…と言われ現地の生活者の負担が感じることができ配慮のない自分を感じた』

現地スタッフの方より『ここ志津川は本当に美しい風景のまちなんです。家も何もかもなくなり景色が変わりました…だけどかならず夏には美しい風景がまた見えるはずです。是非またみなさん遊びにいらしてください。本当に ありがとうございました』

2011年5月24日火曜日

富士山の麓に秘密基地が完成

湘南とつかYMCA・野外活動クラブ5月活動報告
 
湘南とつかYMCAでは小学生を対象にハイキングや炊事といった野外で行うプログラムを月に一回活動しています。5月の活動は富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(静岡県富士宮市)へ行き、参加者・リーダー・スタッフ合わせて19人のみんなで活動しました。一泊のキャンプで2日間滞在しましたが、2日とも素晴らしい天候の中、活動することができました。
初日は富士山YMCAの敷地内に自分たちの秘密基地を作ることから始めました。グループのみんなでどんな基地を作りたいか話し合い、完成図を作ってイメージを膨らませたりと作る前はソワソワしている様子でした。みんなの意見が一致したところで早速、作業に取りかかります。木と木の間にロープを張ってそこに屋根を作って、目隠しとなる壁をつくるグループもいれば、段ボール・ブルーシート・木材・ロープを使ってテントのような基地をつくるなど、グループごとに様々な秘密基地が完成しました。夜はグループごとに旗作りを行いました。これからの活動でこの旗が自分たちのシンボルになるため、各グループ工夫を凝らしたオリジナルの旗を作成しました。2日目はキャンプ場のフィールドを使って、ポイントラリーを行いました。各ポイントには、友だちと協力しないと達成できないような課題があり、それを協力して解決し、うまくポイントをゲットできたグループからは大きな拍手と笑い声が上がっていました。 2日間を通して友だちとの距離が更に縮まったように思います。野外活動クラブは随時参加者を募集しています。幼い頃から屋外で様々な体験をすることで、自然の適応力を育み、率先して行動する力を養います。キャンプから帰ってきた子どもが自ら家事の手伝いをしてくれるようになったといった報告もありますよ!ぜひ、遊びに来てください。6月は舞岡公園で活動を行う予定です!次回の活動もお楽しみに。
(湘南とつかYMCA 野田知裕)

2011年5月21日土曜日

太陽に負けない子どもたち

藤沢YMCA・わんぱくキッズ活動のご報告

特別野外プログラム・わんぱくキッズ活動が5月15日(日)に実施しました。今回は、茅ヶ崎市小和田海岸にて“地引網”にチャレンジしてきました。
参加者は、年中から小学2年生までのお友だち16名とリーダー4名と一緒に路線バスを利用して移動し、地引網の会場となる海岸では、冒険クラブ(年間野外活動の小学生~中学生のお友だち)と一緒に網を引きました。網にかかった魚が逃げる前に…と一生懸命に網を引っ張り、アジやカマス・タイ・フグ・サメなどの魚たちがかかりました。リーダーから、食べられる魚・危険な魚など説明もみんなで聞き、実際にサメに触れているお友だちもいました。また、たくさんのシラスも取れ、お昼には生シラスを美味しく食べました。午後は、砂浜でボールゲームや木オニなどをして思いっきり走り回って遊び、天候も恵まれ、強い日差しの中日焼けをして帰ってきました。太陽に負けないくらいの子どもたちの笑顔あふれる活動になりました!!
(藤沢YMCA 石松郁愛)

2011年5月20日金曜日

被災地に行ってきました!

横須賀YMCA・災害支援ボランティアのご報告
ゴールデンウィークの期間に横浜YMCAでバスをチャーターし、約60名で宮城県にある南三陸町・山元町へ、災害ボランティアに行きました。横須賀YMCAからはスタッフ2名(栗原と城所)が参加しました。その報告の掲示を館内の一階入り口横に作成しましたのでご報告します。掲示の内容は現地に行った感想、活動内容、解説をつけた写真をおりまぜて テレビからだけでは分からない情報も掲載してあります。そして、仙台YMCAから最新の情報もいただき、写真とコメントでつづりました。小さなお子様にも読めるようにふりがなもふってありますので、みなさんに見ていただければと思い、横須賀YMCAに是非足をお運びください。

YMCAでは、継続した支援活動を行っており今後も情報をとぎれなく発信していきますので、ご確認とご協力を引き続きよろしくお願いします。震災から2ヶ月が過ぎ、私たちは元の生活を取り戻し始めていますが、仙台はまだまだ支援が必要だと言うことを忘れないでいたいと思います。そして、皆さんもいざというときの為の備えを忘れないでください。
(横須賀YMCA 栗原千尋)

2011年5月17日火曜日

復興と復活のイースター

YMCAとつか保育園・イースター礼拝のご報告

4月28日(木)とつか保育園ではイースター礼拝を行いました。この行事はイエス・キリストの復活を祝う日としてヨーロッパ等ではイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスと並んで、大きなお祭りとなっています。園内では、雛が卵の中から殻を破ってかえる姿とイエス・キリストがよみがえる姿を重ね合わせ「イースターエッグ」を飾ったり、園児が作った卵型のクッキーを食べてお祝いをしました。クッキー作りでは卵の型抜きに悪戦苦闘の子どもたちでしたが、できあがりに「かわいい~」と声をあげていました。
また今年は東日本大震災で被災された「さいとう製菓」のお菓子「かもめのたまご」を復活の再生のシンボルとして作っていきたいという社長さんの思いに賛同し、復活祭であるイースターに保護者の方々に販売をしYMCA国際・地域協力募金として6、870円寄付をさせて頂きました。進級、入園という新たな出発を祝うと共に被災地の方々を思う貴重な礼拝となりました。
(YMCAとつか保育園 佐藤智保)

2011年5月16日月曜日

空高く泳ぐこいのぼり

横須賀YMCA・プレスクールのご報告

やねよりたかい こいのぼり♪
おおきいまごいは おとうさん♪
ちいさいひごいは こどもたち♪
おもしろそうに およいでる♪

先日、2~3歳児対象のプレスクール(前半プール、後半教室遊びの午前2時間の母子分離のプログラム)で、2回に渡って、みんなでこいのぼりを作成しました。丸くなる前のこいのぼりは平べったく、最初はみんな不思議そうにしていました。しかし、完成した物を見せるなり、「こいのぼり!」と叫ぶお友だちもいて、そこからはみんな早く完成させようと色鉛筆片手にとても真剣でした。いろいろな色を使いながら、思い思いのこいのぼりを作ることができました。
来年はもっと大きいこいのぼり作りにチャレンジしようね!
(横須賀YMCA 尾内清香)

たくさんの親子の笑顔が見られました!

横須賀YMCA・ヘルシーキッズデイのご報告

横須賀YMCAでは、ヘルシーキッズキャンペーンの一環で4/29(金)ヘルシーキッズデイを行いました。 当日は天候もよく124人の子どもが集まりました。それぞれのプログラムでたくさんのリーダーのサポートがあり事故や怪我もなく成功することができました。 水中運動会では、5つのプログラムを行いました。中でも一番盛り上がったのは、ビーチフラッグスならぬプールフラッグスでした。プールサイドに後ろ向きでつかまり、スタートの笛で赤台の上を走り棒を取りあいました。また、最後には恒例のパン食い競争を行い盛り上がりました。親子で行うプログラムをたくさん実施して、祭日ということもあり、お父様とお子様というペアが多くはじめてYMCAに来た子どもたちの中には、プログラム終了後『帰りたくない』と泣いている子もいました。プール、体操、英語と複数のプログラムに参加している強者もいて1日満喫して帰られました。横浜YMCAでは、子どもたちの体力や家族の健康を見つめよりよいライフスタイルになるきっかけになればと思いこのキャンペーンを実施しています。
(横須賀YMCA 栗原千尋)

2011年5月11日水曜日

総主事コラム「こもれび」2011年5月

「復興の礎に」

芥子種(からしだね)ァ
土ざ蒔がれっ時(とぎ)ァ、
この世のどの種よりも
微少(とべあっこ)だども
蒔がれっちうど
成長(おが)って、
成長(おが)って、
如何(なぞ)な菜っ葉よりも大ぎぐなって、
その大ぎく張った
枝の蔭っこに空の雀ァ
巣ゥ食うくれァんなる。

(マルコ福音書4章30節)

これは、岩手の大船渡や宮城の気仙沼地方で話されていた方言であるケセン語に訳された聖書の言葉だ。震災から四週目に、津波ですべてを失った人々のアルバムや思い出の品を瓦礫の中から探すボランティア「思い出で探し隊」が行われた。被災された方と共に探す中で、出てきたのが、この聖書だ。印刷した社長さんが丁寧に拾い出し、参加した横浜YMCAのボランティアに津波から生還した聖書を下さり、YMCAに届いたものだ。家や家族を失った方々が、小さな思い出を見つけては喜びあう姿が拡がった。私も避難所で人形劇で子どもたちの笑顔取り戻す活動や、暖かいコーヒーやお菓子でもてなすボランティア活動に参加した。避難所の子どもに声をかけウエートレスボランティアをお願いしたが、役割を見つけた子どもたちが、元気に避難所中に注文を取り付け、おばあちゃん、おじいちゃんが嬉しそうに注文し、避難所が活気づいた。「被災後、初めてイスに座ってコーヒーを飲んだ。日常の暮らしを取り戻したみたいで嬉しい」と笑顔が拡がる姿を見た。この大規模な被害の中で、各地で行われている支援活動は、芥子種ほどの小さなボランティアの働きだが、被災者に寄り添い、励まし、いつか雀がとまるほどの大きな枝をはり、復興の礎となることを願いたい。
(横浜YMCA総主事 田口 努)

みんなで祝う誕生日

YMCAとつか保育園・4月お誕生日会のご報告

4月になり0歳児のお友だち15人とこぐま組(一時保育)も加わりとつか保育園は133名で新年度を迎えました。4月22日(金)にオリーブホールで行われたお誕生会では18人のお友だちが皆に祝福されました。初めての礼拝の雰囲気に戸惑いを隠せなかったお友だちもウクレレの音色で始まった礼拝に心静かになりました。
しろくまさん(城石園長)がお祈りの前に「皆で仲良くしていきましょう!」の思いを込めて「アブラハムは七人の子」の歌を歌うと知っているお友だちも元気に踊りだしました。 お祝いの出し物は、今年からとつか保育園に働き始めた保育者がおこないました。絵本でよく知られている「七匹やぎのがらがらどん」を大きな人形を登場させておこないました。黒いお化けがでてくると「きゃー」と大きな叫び声に一歳児のお友だちは涙なみだで顔を手で隠していましたが、少しは見てみたいと指の間からのぞき込むお友だちもいました。終了後は、ピアノの音に合わせて元気にオリーブホールを後にしました。
(YMCAとつか保育園 佐藤智保)

2011年5月10日火曜日

元気と笑顔を届けるチアチーム

横浜北YMCA・チアダンスクラス Cherish★ 活動の報告
5月8日(日)、横浜北YMCAチアダンスクラスCherish★が菊名東口商栄会主催の東日本大震災復興支援チャリティー毘沙門天祭りの特設ステージにてにて、元気いっぱいのチアダンスの演技を披露しました。
前日の雨が嘘のように、当日は晴天に恵まれ、多くの観客の前で発表することができました。年中さんから中学1年生までの計27名で参加をし、今年度より新たにメンバーに加わった7人も華々しいステージデビューとなりました。春休みの短期講習からずっと練習してきた演技をはじめて発表することができました。メンバー全員、4月からという短い間の練習でしたが新しい振り付けを覚え、堂々と踊ることができました。
今回のお祭りは、東日本大震災の復興支援イベントとして行われました。今、このような状況だからこそ、私たちは「チア=人を元気付ける」スピリットを大切にし、たくさんの人に元気と笑顔を届けていけるようなチームでありたいと思っています。これからの活動にも是非ご期待ください。
(横浜北YMCA 品川亜耶)

たくさんの笑顔が見られたヘルシーキッズデイ

金沢八景YMCA・ヘルシーキッズデイのご報告

金沢八景YMCAでは、4月29日(金・祝)でヘルシーキッズデイ を行いました。当日は、「親子でさかあがり」「跳び箱 チャレンジ」「親子えいご」「英語であ そぼ!」 「ダブルダッチチャレンジ」 「親子サッカー」を実施致しました。

「親子でさかあがり」や「親子サッカー」などの親子プログラムでは、保護者の方は、お子様が頑張っている姿を見て嬉しそうな一面も見られました。プログラムを通して親子の絆が深まったように感じました。また、「跳び箱チャレンジ」、「ダブルダッチチャレンジ」では、みんな真剣に取り組み、たくさんのお友達が短時間でできるようになりました。
多くの方々が金沢八景YMCAに足を運んでいただき、お父さん、お母さん、お子様のたくさんの笑顔が見られたヘルシーキッズデイとなりました。
(金沢八景YMCA 佐藤 諒)

2011年5月9日月曜日

雄大な富士を前に、家族の絆

富士山YMCAダイヤモンド富士を見よう!報告

春の気持ちの良い風の中、第29回ファミリーキャンプ「ダイヤモンド富士を見よう!」が10家族33名で賑やかに行われました。最初にオープニングゲームを行い、緊張していた気持ちも和らぎ、家族毎に富士山YMCAオリエンテーリングに出発しました。野球場9個分の大草原を、マップを頼りに探検しました。クイズをクリアするだけではなく「タヌキがいたよ!」「ツクシ見つけた!」など、自然の息吹を感じることができました。
夜は、春の大運動会を行いました。パパママvs子どもたち、真剣だったのは大人でしたが、競技は終始子どもたちがリードする展開でした。お互いの健闘を称え合い、早起きに備えました。
5:30頃に起床し、草原に集まりましたが…厚い笠雲に覆われ、ダイヤモンド富士を見ることはできませんでした。しかし、間近で見る富士山は雄大で、次回再チャレンジすることをみんなで誓いました。『笠雲の時は雨が降る』自然の天気予報の通り、雨模様の一日でしたが、二日目は大きな屋根のキャンプ支援センターで、焼き板&富士宮やきそば作りを行いました。最初は、ナタを使って薪割りにチャレンジです。子どもたちだけではなく、パパママもドキドキの体験でしたが、割れた時のみんなの笑顔が印象的でした。次は、焼き板作りです。①板を焼く②焦げた部分をタワシなどで磨く③板に絵や字を書くピカピカの焼き板が完成~世界に一つしかない素晴らしい作品が並びました。
最後は、富士宮名物「やきそば」作りです。みんなで協力したこともあり、約1時間で完成~とってもおいしくて「帰りに買っていこうかしら」と思うほどの大満足ランチになりました。今回は、ダイヤモンド富士を見ることができませんでしたが、家族の絆を再確認した2日間になりました。富士山YMCAでは、8月中旬にもダイヤモンド富士を見るチャンスがあります。熱い夏、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
(富士山YMCA 三上 淳)

2011年5月6日金曜日

真剣な表情の子どもたち

湘南とつかYMCA・ヘルシーキッズデイのご報告

4月29日(祝)に湘南とつかYMCAと東戸塚小学校にてヘルシーキッズデイを開催しました。当日はプール・スタジオで約90名の方にご参加いただき、イベントを楽しみました。スタジオで行われた「親子で逆上がり」と「跳び箱体験会」はキャンセル待ちとなる人気プログラムで真剣な表情の子どもたちは鉄棒と跳び箱にチャレンジしていました。
また、別会場の東戸塚小学校には東戸塚小学校放課後キッズクラブ在籍の児童を対象に「かけっこ講習会」「逆上がり講習会」「英語で歌おう」といったプログラムを実施し、約350名の参加がありました。
どのプログラムにも多くのご参加をいただき、YMCAの活動に対しご理解をいただく事ができました。ご来館いただいたみなさま、ありがとうございました。
(湘南とつかYMCA 野田 知裕)

2011年5月2日月曜日

子どもたちの新たな姿を発見

厚木YMCA・ヘルシーキッズデイの報告

4月29日(金)厚木YMCAにて『ヘルシーキッズデイ』を行いました。今年度は、『親子での心と体の健康=からだを動かすたのしさやふれあいの喜び』をテーマに様々なコーナーを準備し運営いたしました。
勢約150名のお友だちやご家族、ボランティアの方にご参加して頂けました。今年も「水中大運動会」「かけっこ!ワンポイント講座」「ドッチビー大会」など人気のプログラムは今年も大勢の方にご参加頂きました。水中大運動会では毎年恒例のお菓子取り競争(パン食い競争形式)が特に盛り上がりました。ドッチビープログラム(柔らかいフライングディスクを投げ合うドッチボール)では、プールに入ったのかと思うくらい全身に汗を流しながら、楽しそうにみんな動いていました。他には今年初めてのコーナーで将棋名人による『将棋教室』はとても人気がありました。子どもたちは将棋名人に何度も挑戦するも勝てず、来年こそは勝つと意気込んでました。また、イベントに参加をされた保護者の方から「うちの子がこんなに動けると思わなかった」などと子どもたちの新たな姿を発見し喜んでいらっしゃいました。
プールサイドで疲れ切って寝てしまったお父さんもいらっしゃいました。ヘルシーキッズキャンペーンのファイナルイベントは『アウトドア・フェスティバルin三浦ふれあいの村』6月5日(日)になりますが、厚木YMCAでは期間中他にも体験会やイベントをご用意してお待ちしております。たとえば、5月22日(土)には子育て支援として、親子での関係づくりをテーマとした『パパママコーチング!ココロセミナー』もありますので、皆様のご参加をお待ちしております。
(厚木YMCA 田中誠也)