2012年2月28日火曜日

絵本の朗読で高齢者に元気を


YMCA ACT・朗読ボランティア活動のご報告


 YMCA ACTでは月に2回、元アナウンサーの方をお招きし、絵本や古典などの読み方を学ぶ朗読ボランティア講座を行っています。今回、講座を受講している皆さんが、普段の朗読の成果をボランティアで発揮する場として、2月21日(火)13時30分~14時30分にかけて、鶴見中央地域ケアプラザのデイケアルームに通っている高齢者の方々を対象に絵本の読み聞かせと手品を行いました。
 日本の昔ながらのお話しを9人のボランティアクラスのメンバーが身振り手振りを交えながら、朗読し、その日に約20名のデイケアサービスに通っていらした高齢者の方々は笑って聞いて下さる方もいて、良い交流の場となりました。お忙しい中、お時間をつくってくださった鶴見中央地域ケアプラザのスタッフの皆さん、ボランティアで高齢者の皆さんに朗読や手品をしてくださった朗読ボランティアクラスの皆さん及び講師の先生に感謝致します。
(YMCA ACT 樋口さやか)

東日本大震災復興支援のための街頭募金を行いました


横須賀YMCA  マリンクラブ2月活動のご報告


横須賀YMCAとYMCA三浦ふれあいの村協働で、1年間を通して海の体験を中心に月に一度活動している『マリンクラブ』というプログラムがあります。
『マリンクラブ』の2月の活動をご紹介します。
海の体験(ヨット、シーカヤック、スノーケリングを中心に)を年間通して行っていますが、今月はオフシーズンの為、横須賀YMCAのプールで『着衣泳』と『スノーケリング』の体験をしました。普段の海とは違い、限られた環境で水深も浅いので、みんな楽しみながら安心して体験をしていました。
午後は、国際理解ということで、京急北久里浜駅前で街頭募金を行いました。
13:30~14:30の約1時間という短い時間でしたが、15,497円の募金の協力をいただくことができました。
被災者や支えを必要としている方へ届くことをみんなで祈っています。
YMCAの願いは、活動を子どもたち一人ひとりが新しい技術の習得だけでなく、命を守る大切さ、人と触れあうこと、自分以外の困ってる人に何が出来るか?考えることなど。毎回のいろいろな体験、活動を通して、心も身体も育むことが出来るように祈っています。

(横須賀YMCA 瀬戸)

2012年2月27日月曜日

たくさん練習して踊れるようになろう


川崎YMCA・第2回チアダンスクラスのご報告


 2月20日(月)2回目のチアダンス体験会も元気に終了しました。
 3回という短い期間でちゃんとダンス覚えられるかな?という大人の不安をよそに、子どもたちはグングン上手になっています!! 先週、風邪でお休みだったお友だちも元気に参加し、1回分のお休みがなかったかのように今日覚えるところまではちゃんと覚えられていました。
第2回目の練習では、前回覚えたフィスト、ローブイ、ハイブイ、クラスプ、ダイアゴナルに加え、ティー(T)モーション、ハーフティ、エル(L)モーション、タッチダウンを覚えて、またステップの練習では、前回よりもかなりレベルアップした練習をしていました。・・・が!
 川崎YMCAのお友だちはスゴイのです!! 「覚えがとても早い、幼児さんも小学生に負けないくらい上手」と担当の やよリーダーもビックリで、予定よりも難しい動きにもチャレンジしていたようでした。
みんなクラスの雰囲気にも慣れ、終始笑顔を絶やさず音楽とリズムに乗って楽しく練習しています。あと1回で終了・・・がとても寂しいですが、最後まで風邪を引かずに元気に参加してくれると嬉しいなと思います。第3回目の最終回では、保護者に向けて発表会をします。みなさんビデオを持って楽しみにきてくださいね。
 また、子どもたちの多くは、3月4日(日)の横浜YMCA主催のダンスイベントも楽しみにしてくれているようです。横浜YMCAには、横浜北YMCA、厚木YMCA、金沢八景YMCAでチア仲間がいます。その仲間たちの中に交じって楽しく踊る予定です。」
とうとう次週最終回。一生懸命練習して3月4日を迎えましょう♪

★2012年度川崎YMCAチアダンスクラス募集開始しました
毎週月曜日、16:00~17:00(年中~小学2年生)、17:15~18:30(小学1~6年生)、ご興味のある方はぜひ体験にいらしてくださいね。

笑顔で楽しく踊ろう


川崎YMCA・第1回チアダンスクラスのご報告


 川崎YMCAでは初となる「チアダンスクラス」が、2月13日(火)にスタートしました!
 2月13日、20日、27日と計3回の体験会に、年中~小学4年生までの子どもたち12名が申し込んでくれました。(本日は残念ながら、体調を崩してしまって2名が不参加でしたが、来週は元気にきてくれるとのこと)
今回の体験会では、「YMCAダンス」という1曲を、みんなで覚えて練習しています。1日目の練習では、チアダンスの基礎となるアームモーション(ローブイ、ハイブイ、クラスプ、ダイアゴナルなどちょっと名前を覚えるのが難しそうでしたが・・・)を覚えました。また柔軟を曲に合わせて行ったり、ダンスの振り付けを覚えて、最後にはお待ちかねのポンポンを持って踊ったりと、初めてのチアダンスを笑顔で楽しんでいる姿が見られました。チアダンスの「チア」は、“応援する”“元気付ける”という意味。「まずは踊っている私たちが笑顔で楽しく踊らないとね!」という、やよリーダーの言葉を胸に、あと2日間頑張っていきましょう!
さて、3月4日(日)に横浜YMCA主催のダンスイベントがあり、なんと川崎YMCAチアダンスクラスのお友だちの出演が決定いたしました!横浜YMCAには、横浜北YMCA、厚木YMCA、金沢八景YMCAでチア仲間がいます。その仲間たちの中に交じって楽しく踊る予定です!さぁ、あと2回です。今回出会った仲間と共に、一生懸命練習して3月4日を迎えましょう♪

★2012年4月より、川崎YMCAチアダンスクラスが本格的にスタートします!
毎週月曜日、16:00~17:00(年中~小学2年生)、17:15~18:30(小学1~6年生)、お楽しみに!!
(川崎YMCA 宮崎麻衣子)

2012年2月18日土曜日

手作りお菓子の売り上げを東日本大震災復興支援募金に


YMCA ACT・バレンタイン募金活動のご報告
 YMCA ACT(横浜西口校)では、2月6日(月)~14日(火)までバレンタイン募金ウィークと位置づけ、英語クラス会員の方にボランティアで手作りケーキやマフィン等のお菓子を作っていただき、売り上げ17,170円を東日本大震災復興支援金募金とさせていただきました。英語クラス及び日本語クラスの会員の皆さんが「おいしいそう!」といいながら数個購入された方もいました。少しでも東日本大震災の復興に役立てばと快くお菓子作りを引き受けて下さった英語会員の方に感謝致します。


ボランティアでお菓子を作ってくださった会員の方に御礼の気持ちを込めてお花とメッセージカードをお渡ししました。



(YMCA ACT 樋口さやか)

2012年2月17日金曜日

地域の子育てに協力します


横須賀YMCA・  キッズスペース設置のご報告


キッズスペースが出来ました!無料でどなたでもご利用いただけます!
 横須賀YMCAでは、神奈川県の『子育てを応援するまちづくり推進事業費補助金』を受けて、この度1階にキッズコーナー(絵本やおもちゃ)とベビーカー置き場、授乳室。2階はトイレにオムツ交換台が設置されて受付の前のスペースが広いキッズコーナーに生まれ変わり2/1~施設を開放しています。
2/10発行のタウンニュース(横須賀版)にも掲載されました。
 どなたでも、無料でご利用いただけるよう施設を開放しています。

 開放時間は、9:00~18:30です。近くをお寄りの際には、是非お立ち寄りください。皆様のご来館を心よりお待ちしています。
(横須賀YMCA 瀬戸)

2012年2月16日木曜日

あなたの勇気ある一歩が


横須賀YMCA・  横須賀市消防局認定「普通救命講習会Ⅰ」のご報告
 今年度7回目の横須賀市消防局認定の「普通救命講習Ⅰ」を2月9日(木)18:00~21:00で横須賀YMCAにて行いました。今回は、5年に1度見直される、新しい方法(ガイドライン2010)での心肺蘇生法(CPR)で講習会を行いました。何年か前に講習会に参加された方、全く初めての方、定期的に職場で確認されている方など様々でしたが、みなさん一部変更になった心肺蘇生を今回は、実技と講義交えて3時間集中して今週会に参加されていました。
 何人かで一斉に一連の流れ反復練習しているときは落ち着いて出来ていましたが、一人ずつになると緊張をして途中、救急車やAEDを要請するのを忘れてしまったり、胸骨圧迫の押す場所がずれてしまったりと焦ってしまう部分も見受けられました。しかし、みなさん3時間一緒に過ごしたので、後半は、「私、胸骨圧迫するので、あなたは人工呼吸をお願いします。」など、コミュニケーションを取り、協力しながら行っていました。
いざという時には、その場に居合わせた人で協力することが大切になってくるので、是非、今回受講していただいた方々にこれからも定期的に復習して、もしものときには率先して応急処置をしていただければと思います。

(横須賀YMCA 尾内清香)

2012年2月15日水曜日

初めて体験するサッカーも楽しいよ



厚木YMCAYMCAあつぎ保育園ホサナ幼児サッカーフェスティバルのご報告
 2月12日(日)、幼児サッカーフェスティバルを行いました。対象は、近隣の年中・年長の幼児で、厚木YMCAサッカークラスの6年生がお手伝いをしてくれました。
 当日は病欠もあって幼児は10名。6年生は12名。初対面の子もいて、緊張気味の顔。まず、ホサナの保育士がリードして、体操やゲームをしてウォーミングアップ。その後、チームに分かれて、サッカー体験!パスの練習からスタートして、ドリブルシュートなど基本的なことから始め、最後は幼児と6年生が混ざっての試合を行いました。
参加した幼児ほとんどがサッカー未体験ということもあり、はじめはパス・ドリブルもほとんどできませんでした。そこで活躍してくれたのが、厚木YMCAサッカークラスの6年生!大好きなサッカーの楽しさを小さなお友だちに伝えようと必死にサポートしたり、やさしい声かけをしたりしながら、ジュニアリーダーとして盛り上げてくれました。そのおかげで、幼児もボールを追いかけ、シュートする喜びを味わうことができました。
 その後、ホサナ特製カレーを付き添いの家族の方たちと一緒に(総勢60名ほど)食べました。終始、笑顔と活気が絶えることのない楽しい時間となりました。
 参加した幼児は、大きなお兄さんと遊ぶ楽しさやサッカーの魅力を感じる時となり、6年生は普段関わることの少ない小さなお友だちに手助けすることや何かを伝えたり教えたりすることの面白さと難しさを体感できる時となり、お互いに良い体験ができました。

(厚木YMCA 永田一誠・YMCAあつぎ保育園ホサナ 中野恵子)

2012年2月14日火曜日

笑顔いっぱいのクリスマス


YMCAとつか保育園・2011年度クリスマス会のご報告

 今年度も明治学院大学のチャペルをおかりして、明治学院教会と共催で行われたクリスマス会となりました。当日は明治学院教会のオルガニストの方がパイプオルガンを弾いてくださり、ステキな音色の中礼拝が進みました。


 4才児によるクランツ点火があり、明治学院教会の岩井健作牧師からお話しや祝祷をいただき、5才児によるページェントは練習中から"しなやかに""心を込めて"行われていました。当日は心をひとつに緊張しながらも大きな声、元気な歌声で教会内をつつみました。



 祝会では幼児クラス(3、4、5才児)が自分の好きな出し物を選び、披露をしてくれました。東日本大震災への思いを込めて選んだ絵本「ラーメンちゃん」は子どもたちが作った可愛いペープサートと「こどもたちGO!!」というかけ声が元気に響きました。ダンスチームも2組あり、笑顔あふれる踊りやスズを鳴らしながら歌う子どもたちも体を揺らしながら演奏していました。
今年も子どもたちが好きなことを選び、友だちと心を合わせ、大人も子どもも笑顔いっぱいになるクリスマス会でした。
(YMCAとつか保育園 飯塚大輔)

食物に感謝しおいしく料理


YMCAとつか保育園・  収穫感謝礼拝の報告


 2011年11月10の収穫感謝礼拝を皮切りに、ひっつみ汁(岩手県郷土料理)・おにぎり作りを行いました。礼拝では泥つきの野菜を囲んで、野菜のもつ色や感触を改めて感じると同時に感謝の気持ちを持つことができました。

そして、その野菜を洗って切りました。子どもたちの表情には朗らかとともに真剣さも垣間見ることができました。ひっつみ汁作りのクラスでは、自分の手でこねて楽しく作り、できあがると嬉しそうに給食室に持って行きました。
ひっつみ汁が完成するまでおにぎり作りをしました。手作りの容器に乗せるためワクワクしながら、お米を手に取っていました。全てができあがると、みんな笑顔で「いただきます!」。おかわりが続出した昼食でした。
(YMCAとつか保育園 三宅恭平)





2012年2月10日金曜日

笑いが絶えない楽しいコンサート


YMCA東かながわ保育園・ファミリーコンサートのご報告


 2月4日(土)、東日本大震災復興支援イベントとして、「ミツル&りょうたファミリーコンサート」が開催されました。
 地域の親子と在園児の親子、約30組 合計61名の参加があり、大盛況のコンサートとなりました。
初めのうちは、やや緊張気味の子どもたちも気づけばステージ付近に集まって、楽しんでいました。特に保育園でも大人気の「気まぐれゴリラ」の体操が始まると目を輝かせていました。ミツル&りょうたさんのトークも面白く、みんなの笑いが絶えませんでした。

ギターリストの和田さんは、背中でギターを弾くという技を披露してくださり、さらに盛り上がりました。
保護者の方も子どもたちと一緒に踊りに夢中になり、笑顔がたくさん見られました。
☆12160円の募金が集まりました。ご協力ありがとうございました。
(東かながわ保育園 國本 則子)

大自然の中でサッカー


横須賀YMCA・  サッカーキャンプ報告
 1月28日(土)~29日(日)の1泊2日で、横須賀YMCAサッカーキャンプを行いました。普段、サッカークラスに通っているお友だち、サッカーに興味のあるお友だち、また、今回は三菱商事株式会社の協賛をいただき東日本大震災で横須賀市内に避難されているお友だちも招待することができ、みんなで1泊2日楽しみました。
  当初は、鎌倉YMCAのお友だちも参加する予定でしが、インフルエンザなどでキャンセルになってしまい、少人数にはなってしまいましたが、みんなでサッカーの準備や夕飯の準備をして、充実した1泊2日なりました。
  サッカーでは、練習とまとめのゲームを行い、みんなお腹ぺこぺこになり動けなくなるまでグラウンドを駆け回りました。また、カレー作りでは、ご飯を鍋で炊いたり、火起こしから始め、お腹いっぱいになるまで美味しくカレーをいただきました。
今回、大勢の方に支えられ大きな怪我や事故なくプログラムを終了できたことに感謝致します。
 2月25日(土)には、街頭募金とチャリティーサッカーを行います。是非、みなさんとお会いできる ことを楽しみにしています。
(横須賀YMCA 尾内清香)




2012年2月9日木曜日

あったかくて、甘くて美味し~い


YMCAあつぎ保育園ホサナ・お豆腐作りのご報告
 かがくのとも11月号「おとうふやさん」(福音館書店)の付録に豆腐の作り方が載っていたので、ホサナの栄養士に頼んで試作してみると「かんたんに出来ましたよ!」と言うことだったので、子どもたちでお豆腐作りを行いました。
前日、年長組の子どもたちが水につけておいた大豆を使って さあ、はじまり、はじまり。
長細くふやけた大豆をフードプロセッサーで細かくして、それをお鍋でグツグツ煮ていくと‥泡がぶくぶくしてきて‥その泡を取り除いた後、布巾でこすと豆乳とオカラの出来上がり。
さっそく豆乳を少しずつみんなで味見。ストレートな豆腐の味!
 「おいしい」という声もあれば「んー・・・」という複雑な感想も(笑)
そして、豆乳ににがりを入れて、待つこと20分。豆乳が豆腐に変身していました!
出来上がりは おぼろ豆腐風。またまた一口ずつみんなで味見。あったかくて、甘くて美味し~い。
赤ちゃん組までおすそ分けして、みんなで味わいました。
たくさんできたオカラは、更にすりつぶして細かくして、だし汁で炒め煮し、給食の時に食べました。
普段食べるオカラよりもツブツブした食感で美味しかったです。
(あつぎ保育園ホサナ 中野恵子)

みんなで食べるご飯は美味しいね


横須賀YMCA・  ベビースイミング・プレスクールランチ会 のご報告
 先日、プレスクールとベビースイミングの各クラス終了後の時間を使って、親子でランチ会を1週間行いました。ランチ会には、普段一緒にクラスに入っている指導者(リーダー)も参加をして、みんなでランチを楽しみました。特に、プレスクールのお友だちは、クラスの終了時間が近づいてくるにつれて、「リーダー早くお弁当食べよう!」「私のお弁当はハンバーグだよ!」など、ランチ会の時間が待ちきれない様子が印象的でした。
 お昼ご飯を食べ終わったら、お子さまは自由に遊び、保護者の方は日頃の悩みや今後のことについてお互い情報交換ができたようでした。
また、クラスの前後では、話しきれない日頃の出来事を話したり、お友だちと一緒に遊んでいる姿の中で新たな発見をしたりと、有意義な時間になったようでした。今後も定期的に今回のような親子で楽しめる企画をしていきたいと思います。
 春休みも親子で楽しめる親子水泳・体操・英語などプログラムの受付が始まっています。
 親子のリフレッシュをしませんか?一緒に楽しみましょう!
(横須賀YMCA 尾内清香)

2012年2月7日火曜日

総主事コラム「こもれび」2012年2月


「白い紙」


一日は白い紙
消えないインクで文字を書く
あせない絵の具で
色をぬる
太く、細く
時にはふるえながら
一日に一枚
神様がめくる白い紙に
今日という日を綴る


(星野富弘『鈴の鳴る道』から)


 氷や霜柱を踏みつけて喜ぶ子ども達の姿を見る季節だ。年末年始に行われた富士山YMCAファミリーキャンプに福島から80名の家族が来られた。幼い子が、氷を両手に掴み、顔の前に出し満面の笑顔を見せてくれた。それを見た子ども達が次々と冷たい風も気にせず氷を掴み,割ったり、投げたり、氷遊びに夢中になった。何気ない子ども達の自然の姿に「震災以来、こんなに子どもらしく、家族で何も気にせず遊べたのは、はじめて」という声があった。
 放射線を気にして、土、虫、木々、氷と子ども達の成長に欠かせない自然遊びができず、室内遊びが中心で、毎日が梅雨時の家庭のよう、わずかに除染した庭で限られた外遊びだそうだ。昨年の八月から毎月、福島の子ども達が富士山を訪れ300名を超えた。いつも、そこにあるあたりまえの自然に、限られた短い時間を愛おしんで遊んでいる。
 この詩を書いた元体育教師の星野富弘さんは、事故で全身麻痺となり、生きる希望を失ったとき、口に筆をくわえ花の詩画を描くようになった。今日も新しい朝に感謝し、一日に一枚を大切に描いている。
 福島の人々も、除染の庭を拡げ、屋内遊びを工夫し、限られた可能性に力を注いでいる。あたりまえにあるはずの自然の姿を取り戻すために。
私たちも支え続け、キャンプを継続する。子ども達の未来を創る白い紙がたくさんめくれるように。 
(横浜YMCA総主事 田口 努)

家族で富士山YMCAとスキーを満喫


富士山YMCA・ファミリーキャンプのご報告


 1月28日(土)~29日(日)、第32回富士山YMCAファミリーキャンプ『ファミリースキーキャンプ』を開催し、寒さに負けずに元気に過ごしました。(参加者数:8家族28名)


一日目は、大草原を颯爽と滑る「ポッカール」にチャレンジしました。縦三輪の小さな自転車のような乗り物です。ヘリポート前の草原で行っていたのですが、最初はなかなか乗りこなせなかったのですが、慣れてくると凄く上の方からバランス良く滑ることができました。翌日のソリの練習になったかもしれませんね。南側では、すすきの迷路を行っています。12枚の動物カードを探すのですが、これがなかなか難しい…家族の知恵と力を集結させ、クリアしていきました。夜は、キャンドルファイアーを行いました。暖かな火を囲み、楽しい歌やゲームを行ったり、富士山暖炉で焼きマシュマロを行うなど、参加者みんなで素敵な時間を過ごすことができました。

 二日目は、いよいよスキーに出かけました。開会式で、キャンプの抱負を聞いたところ「スキーが楽しみです」と言っていましたね。富士山YMCAから車で約40分の、ふじてんスノーリゾートでちびっこレッスンがスタートしました。初めてのちびっ子たちは、平らなところで用具慣れ、止まる練習を行っています。初めての高学年は、なんと午前中からリフトに乗って、ブレーキ操作を習得していました。経験者のみんなは、ロングコースに出かけ、十分足慣らしができたようでした。

午後になると、初めてのちびっこたちも、階段の無い平らなエスカレーターのような物に乗って、緩斜面でブレーキを完璧に覚えていました。
次回は、リフトに乗って長いコースに挑戦しましょう。高学年チームは、身体のバランスも良く、次回は板を揃えて滑ることも可能ではないでしょうか。経験者のみんなは、とにかく速い!レッスン時間だけではなく、現地解散をしてキャンプ終了後も思う存分スキーを満喫したようでした。そして、レッスンをしていないちびっこたちは、パパ・ママとソリや雪あそびをおもいっきり楽しんでいました。また、子どもたちがレッスンを受けている間に、フリー滑走を楽しんでいるパパ・ママも大満足の様子でした。
寒さ厳しい時期ではありますが、富士山の大草原、そしてスキー場で家族の絆を深めたり、友だちができたりと、心温まる二日間になりました。キャンプ全体が家族に慣れた、そんな印象もありました。富士山YMCAはみんなのお家です。みんなと再会できる日を楽しみにしております。
(富士山YMCA 三上淳)