2010年4月28日水曜日

遊びに来てね! ふわふわの会

YMCA東かながわ保育園では、月に1回ふわふわの会(園庭開放)を行っています。今年度のふわふわの会は、園庭遊びのほかにも、製作やリトミックなど、様々なことを保育園で体験してもらおうと企画しています。4月のふわふわの会は「小麦粉粘土で遊ぼう!」と題し、親子で粘土遊びを楽しみました。小麦粉に食用色素を入れ、水を混ぜていくと、色とりどりの粘土ができあがります。まぜる・こねる感触を楽しんだり、細くのばしたり、色々な形を作って遊んだりして、大人も子どもも粘土に夢中!家だとなかなか汚れが気になるものですが、思い切り遊べるのは保育園ならではです。1時間遊んで、帰る時には皆全身白っぽくなっていましたが、洗えば落ちるのも小麦粉粘土の良いところです。
ぜひ一度「ふわふわの会」に遊びに来てくださいね。
(YMCA東かながわ保育園 大野のどか)

2010年4月24日土曜日

ノンちゃん&ノッポさんも登場

YMCA山手台保育園アルクでお誕生会
4月21日(水)に山手台保育園アルク2階において、4月のお誕生会を行いました。今月は1歳から6歳まで6人の園児のお誕生をお祝いしました。礼拝の後は一人ひとりお名前を呼ばれ、元気に前に出てきてくれました。お友だちからの「好きな食べ物は何ですか?」「好きなオモチャは何ですか?」といった沢山の質問にもみんなしっかりと答えることができました。今月のお誕生会には特別ゲストの「ノンちゃん&ノッポさん」が来てくれました。お二人は園児たちの知っているたくさんの歌を一緒に歌ったり踊ったりしてくれました。歌の紙芝居や『桃太郎』をもとにした、オリジナル人形劇『桃牛太郎』は子どもたちにもリーダーにも大うけでした。お忙しい所、子どもたちのためにいらしてくださったノンちゃん&ノッポさんのお二人に感謝いたします。また、これからも子どもたちが健やかに成長しますように。
(YMCA山手台保育園アルク 伊藤リカ)

2010年4月23日金曜日

YMCAたかつ保育園 園内活動報告

はじめての体操あそび
 
YMCAたかつ保育園では、4歳児(ぞう組)・5歳児(きりん組)が年間を通して「体操あそび」に取り組んでいます。日常の生活の中では経験しにくいさまざまな運動を体験し、「しなやかさ」や「たくましさ」を身につける機会としています。川崎YMCAから体操クラスの指導者にきていただきプログラムを組んでいます。保育園のホールを使い月2回のペースで遊びを重ねていくと「前転」「後転」「とびばこ」などにもチャレンジしていきます。子どもたちは、普段できないたくさんの遊びができるので、毎回の体操あそびを楽しみにしています。
 4月20日は、新4歳児(ぞう組)のはじめての体操あそびでした。クラスを2つのグループに分けて行います。体操のリーダー(YMCAでは指導者をリーダーと呼んでいます)はどんな人?どんなことをするの?期待と少しのドキドキで興奮気味でしたが、遊びの説明を聞いて「横転」「前転」「両足とび」などができるようになりました。次回はどんな遊びがあるのかな?今から楽しみです。

もうすぐこどもの日

今年も「こどもの日」が近づき、YMCAたかつ保育園のろうかに「こいのぼり」が登場しました。昨年は、園舎の中庭にゆうゆうと泳ぐ姿を見せてくれましたが、今年は天候が不順なため室内でのお披露目となりました。大空を泳いでいた「こいのぼり」たちが室内に入るとその大きさに驚きます!こどもたちも歓声をあげて喜んでいます。もうすぐやってくるこどもの日(こどもの日を保育園では28日に行います。)こいのぼりにこどもたちの、のびやかさやたくましさを見たようでした。
(YMCAたかつ保育園 相馬良文)

2010年4月22日木曜日

YMCAとつか保育園 4月お誕生会

4月16日(金)YMCAとつか保育園オリーブホールにて4月生まれの0歳~5歳児まで18人のお友だちがお祝いをしてもらいました。礼拝の時間では、前奏を聞いて心静かにした後、「生まれるまえから」の讃美歌を歌い園長先生からひとりひとり、お祝いのカードをもらいました。祝会では、各クラス(ことり、うさぎ、りす、ひつじ、きりん、ぞう)のお面をかぶった職員の名前を皆で当てました。園長先生の城石さんは、「しろくま」と呼ばれているので、しろくまのお面をかぶり、登場しました。全クラスが集まり、楽しい時間となりました。
(YMCAとつか保育園 佐藤智保)

2010年4月21日水曜日

YMCA山手台保育園アルク イースター礼拝

 
4月6日(火)山手台保育園アルクの4歳児・5歳児の園児たちがいつもお世話になっている近くのクリストファー教会にてイースター礼拝を行いました。礼拝では司祭様が絵本を用いてイエス様のなさった事、十字架につけられ復活なさったお話を子どもたちに分かり易くお話してくださいました。礼拝後、新しい命の象徴であるタマゴを手でかたどって司祭様と写真を撮りました。その後は子どもたちの一番のお楽しみ、公園に隠されたイースターカード探し!お天気も良くなり暖かい春の日の中、礼拝を守ることができました。春は子どもたちにとっても新しい出発です。神様に守られ、子どもたちが健やかに育ちますように。
(YMCA山手台保育園アルク 伊藤 リカ)

2010年4月20日火曜日

2010年度 横浜YMCAカレッジグループ 入学式

2010年4月2日(金)神奈川県立音楽堂にて、横浜横浜YMCAカレッジグループ4校合同の入学式を実施いたしました。当日は朝からの強風のため、小田急線や南武線が一時運転を見合わせる状態となっておりましたが、多少の遅刻者はいたものの予定通りの10:30から入学式を開始することができました。第1部礼拝は、明治学院教会 岩井健作牧師より、「命を求めて新しい一歩を」をテーマにお話いただきました。専門学校で学ぶ専門性とは、技術や知識に加え能力を身につけることであり、自分の夢に向かってまずはチャレンジし、失敗を恐れず、新しい一歩を踏み出していってもらいたいとメッセージをいただきました。
また、第2部入学式では、式典の後、在校生による新入生歓迎の挨拶が行われ、各校趣向を凝らした内容で、新入生の入学を共に祝うことができました。新入生の皆さんは授業がスタートし、夢に向かっての一歩を踏み出したことと思います。YMCAでの学生生活が実り多きものとなりますよう応援しています。
(YMCA福祉専門学校 青木英幸)

2010年4月15日木曜日

2010年度 YMCA高等学院入学式

2010年4月6日(火)藤沢市民会館にて2010年度YMCA高等学院の入学式が行われました。式には、藤沢バプテスト教会の坂元幸子牧師、八洲学園高等学校校長の二宮聡先生、藤沢YMCA運営委員の半沢真一さん、山成健治さんがご参加してくださいました。牧師の坂元先生の奨励では、「希望は、希望の種を持ち、それを育むことが大切その希望の種は、苦難や困難の中から生まれてくる。楽しいことも経験して欲しいけれど、苦しいことも経験してほしい」というお話をしていただきました。八洲学園高等学校校長の二宮先生のお話では、「机の上の勉強だけでなく、様々な面から沢山のことを学んでほしい」ということをお話しされました。YMCA高等学院学校長の安室先生の話では、「思いやりの気持ちをもって、高校生活を送ってほしい。相手を敬うことが平和にも繋がるので、命の尊さ、平和の大切さを一緒に考えていきましょう。高校生としての責任感を大切にしながら、生活をしてください。」ということを話されていました。新しいスタートをきった1年生ですが、高校生活に悔いを残さないような、充実した3年間を過ごしてほしいと思います。
(YMCA高等学院 清水陵太)

2010年4月13日火曜日

出会う

YMCAたかつ保育園 園長だより 4月号

入園・進級、おめでとうございます。季節は春を迎え、木々の芽が膨らみ色とりどりの花が咲き出しています。保育園の桜や雪柳の花もお祝いするかのように咲いています。2010年度は、26人の新しいお友だちを迎えました。進級する96人の子どもたちと合わせて、122人の子どもたちと新たなスタッフ体制でスタートとなりました。子どもたち一人ひとりが光輝くよう、保護者の方々が安心してお仕事が出来るように環境を整えコミュニケーションを十分に取りながら、子どもも大人も共に育ち合い、喜び合える関係を築いていけたらと願っています。4月1日より新しい担任、新しいクラス、新しいお友達といろいろな環境が変わり、子どもたちも職員も緊張の日々が数日続くと思います。新入園の方にとっては、初めての環境で不安と緊張でいっぱいのことと思います。連携をとりつつ 子育てのお手伝いをしていきたいと思います。保護者の方と共に この時期を乗り越えられるよう支え合っていけると幸いです。乳幼児期は人間形成の基礎を築く大切な時期です。子どもたちひとり一人が持っている可能性を育てるために 園では、保育者や仲間とのふれあいを通し 自分自身の存在が大切であることを感じ、他者をも大切であることを学んでいきます。日々のお散歩や園外保育、富士山YMCAで行われるキャンプを通し、自然の中で五感(嗅覚・視覚・味覚・聴覚・触覚)をフル活動する学びをしていきます。日々の生活の中でもいっぱい歩いて、五感体験をしていきます。大人も子どももすくすくと成長できる1年であることを願いスタートします!
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)

2010年4月10日土曜日

おめでとう!新井 聖くん

川崎YMCAの幼少水泳会員の「新井 聖君」6年生(新中学1年生)が第42回手紙作文コンクールにおいて文部科学大臣賞を受賞しました。川崎YMCAスタッフ・リーダー一同心よりお喜び申し上げます。

このコンクールは、将来を担う子どもたちが手紙に親しみ、手紙を書く機会を増やすことで意思を相手に伝える能力を向上させるとともに、文章表現によるコミュニケーションの魅力と、手紙文化の一層の振興を図り、心豊かな子どもたちを育むことを目的として開催されています。

応募総数 24635通のところ、文部科学大臣賞の6名の内の1人に選ばれました。文部科学大臣賞は、いわゆる最優秀賞であり、小学生各学年1名しか選出されないものです。*下の画像をクリックしてお読みください。
新井君は、3歳の頃から川崎YMCAの水泳クラスに通い、水泳はもとより、体操、キャンプなど多岐にわたってYMCAとかかわりを持ち続けてくれているYMCA会員の1人です。今回、夏季講習のプログラムサポートボランティアにお誘いをしたところ、快く参加をしてくれ、その時の思い出・感じたことを報告という形ではがき作文を提出してくれました。作文に書いてある通り、初めは「かわいいな」「懐かしいな」と少し距離を置きながらの関わりが、次第に、トイレケアや着替えのケアなど身近なお兄さんとして、新井君自身も参加する子どもたちと深い関わりをもてたようです。そしてこの経験が、YMCAの利用会員としてのつながりから、未来のYMCAの担い手としてリーダーになって活躍したいとYMCAとの繋がりの意識も変わってきてくれました。新井君がリーダーとなってくれること心より願っています。
(川崎YMCA 永田一誠)

2010年4月9日金曜日

子育てランド 2010年4月号

子育てランドとはYMCA保育園から毎月発信する子育てに役立つ情報です。各保育園の専門職員の現場での経験をもとに、すぐに役立つ「豆知識」をご活用ください。

子どもに大切な遊び場

ここ20年ほど、子どもの運動能力の低下が問題になっています。転んだときに手が出ない、まっすぐ走れない、ジャンプで着地できない…など。その原因として、外遊びの「時間」、遊び場「空間」「仲間」が少ないことが取り上げられています。昔の子どもは今のようにテレビやゲームもなく、外で遊ぶ「時間」がたくさんありました。「空間」は整備された公園ではなく、でこぼこ道があったり、とびだした枝などがあったり、その中で遊ぶことが瞬時に状況判断をして、走りながら避けたり、予測しながら身体が動く力となりました。また近所の5歳から12歳までと年齢の幅が広い10人以上の「仲間」で遊ぶことが、自然と社会性を身につけていく力になっていたようです。今日、この「3つの間」が減少したことは、運動能力の低下だけに止まらず、「動作・行動」から「社会性」の発達の異変へとつながっているとも言われています。こうした状況の中で、大人は子どもたちにどのような環境を作ってあげたらいいのでしょうか?まずは、以前は就学前までには身に付けていたといわれたことが、今では自然にまかせていても身に付かなくなっていることを理解し、これからは『3つの間』を意識的に取り入れていくことが大切です。そして理屈ぬきの子ども同士の関わり、遊びの経験の小さいころからの積み重ねを大切にしてあげましょう。子どもの遊びには、大切なことがいっぱい詰まっているのです。
(YMCAとつか乳児保育園主任 後藤基子)

2010年4月8日木曜日

「鎌倉車いすと共に歩む会」春の散策

4月3日(土)に、鎌倉YMCAが事務局を務める「鎌倉車いすと共に歩む会」の春の行事「鎌倉霊園での桜見物、鶴ヶ岡八幡宮、段葛散策」に同行しました。 吹く風は少し冷たかったですが、雲間からは青空が見え、ぽかぽかとした陽気の中でのお花見となりました。まず鎌倉駅から路線バスに乗って鎌倉霊園へ向かい、霊園内の桜並木をくぐりながら、ちょうど満開になった桜の木々を見ながら歩くことができました。その後再び路線バスで鶴岡八幡宮に向かい、昼食の後、先日の強風で倒れた大銀杏を見学。ニュースで知れ渡ったこの件で、銀杏の周囲は大変な人だかりになっていました。その後、鎌倉市川喜多映画記念館を見学。観光客でにぎわう段葛を経由して鎌倉駅に戻り、解散となりました。
 今回の行事では、鎌倉駅から路線バスを利用しましたが、この行事の目的の一つにこの「路線バスでの移動体験」がありました。共に歩む会に参加している車いすの利用者も、ノンステップバスが普及したとはいえ、初めて路線バスを利用する方が大半で、バスは普及しても実際に障がいをお持ちの方が利用しやすい交通機関になっているかどうかまだまだこれからのように見受けられました。車いすと共に歩む会の会長で、鎌倉YMCAの運営委員でもある宮崎さんも、「車いす利用者にとっての体験だけでなく、それを受け入れる路線バス運転手の体験、一般の乗客の方々の体験につなげていくことが今回の行事の目的」とおっしゃっていました。そういった意味では、路線バスの運転手のとまどい、他の乗客の心配りを感じることができた行事となりました。
(鎌倉YMCA 大塚英彦)

2010年4月7日水曜日

富士山スプリングキャンプ

富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジにて、3/26~28の2泊3日間、富士山スプリングキャンプを実施し無事終了いたしました。キャンプ初日(26日)は、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ内の東京ドーム9個分の大草原やススキの迷路等を活用してのオリエンテーリングを実施致しました。各所へグループごとに散策し、チェックポイントを回ってきます。そこでは様々なミッションがあり、その課題をクリアすることでこれから共に生活をするグループのお友達との協力を生み出す仕掛けを施しました。雄大な富士山、どこまでも続く草原を背景に、自然の懐の広さも体感できたことだと感じます。
キャンプ2日目(27日)は、富士宮市内のポニークラブ エヘガザルの協力を得て、ポニーとのふれあいや、馬場内でのポニーの散歩そして、広大な草原を交代しながらの乗馬体験を行いました。馬へのブラッシングや蹄(ひづめ)の手入れ、馬に関するクイズ等から始まり、実際にポニーに触れることや乗馬をすることで、動物(生きる物)への愛着がわき、命を慈しむ優しい心が子どもたちの心の中で芽生えたようでした。夜は隣接する、まかいの牧場 モンゴル村にでかけ、モンゴル式住居(ゲル)に宿泊しました。馬頭琴のコンサートを聴き、奏でる体験も出来ました。ホーミーと呼ばれる独特の声楽はとても不思議な音がして、子どもたちの驚く姿が印象的でした。異文化にも触れ、世界の国々の暮らしも体感することが出来ました。キャンプ最終日(28日)は、「羊毛クラフト 羊の人形」を作りました。思いがけず驚いたことは、子どもたちが今作ろうとして、手にしている羊毛が昨日宿泊したモンゴル式住居と同じ素材であるという事実を知った時でした。1人1人、ふわふわの触感のかわいらしい自然素材100%のお土産が完成しました。
 この3日間で子どもたちは様々なことにチャレンジしました。様々なプログラム体験をすることで、より深く子どもたちの心に浸透し、グループで生活することで、お互いを思いやることの大切さをキャンプを通して体験的に学んだことと感じます。また、期間中に、大きな怪我や病気がなかったことをこの場を借りて感謝し、これからも、この富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジが「未来のこども達へのプレゼント」として、皆様の「自然と人」「人と人」とのふれあいの場所となるよう心がけていきます。また、キャンプでお会いしましょう。
(富士山スプリングキャンプ総合ディレクター 村田彰宏)

2010年4月6日火曜日

幼児ゆきんこキャンプ終了しました。

2010年3月26日~28日の3日間、新潟県湯沢パークスキー場にて幼児ゆきんこキャンプが無事終了しました。春スキーとは思えないほど雪のコンディションはよく、1日目は雪が降り、2日目は快晴!はじめてスキーを経験する参加者も何と!リフトに5回はのって滑りました。ホームシックで夜、泣いてしまった参加者、転んでしまい立てなくなって心が折れそうになった参加者、それぞれにリーダーたちが精一杯向かい合っていました。ちなみにリーダーたちは、ほとんどスキー板をはかずゲレンデを走り回っていました。子どもたち成長の早さに改めてびっくりです。スピードにのって滑るところまではいきませんが雪の上を滑っていく気持ちよさは感じたのではないでしょうか。経験者のグループは「銀河コース」(少し急な林間コース)も滑りました。
参加者28名、リーダー・ナース・スタッフ8名、総勢36名のゆきんこは自信をつけて横浜に帰ってきました。東京からのバスの中では「ゆきんこホイ」の大合唱でした。今回、大きな怪我、病気もなく終了できたことに改めて感謝いたします。大切なお子様をこのゆきんこキャンプに参加させていただいた保護者の皆さまにも御礼申し上げます。次はサマーキャンプですね!お子様の笑顔と多くの人に感動を与えられるキャンプにしていきます。お待ちしております!!
(湯沢ゆきんこキャンプ 総合ディレクター 長田 光玄)

2010年4月3日土曜日

総主事コラム「こもれび」2010年4月

「希望の歌声」

君は愛されるため生まれた
君の生涯は愛で満ちている
永遠の神の愛は
われらの出会いの中で実を結ぶ
君の存在が 私には
どれほど大きな喜びでしょう
君は愛されるため生まれた
今もその愛受けている
(作詞・作曲イ・ミンソプ)

3月20日に湘南とつかYMCAホールで、厚木の教会と横浜YMCAに連なる5つのゴスペルクワイヤによる100名を超える歌声を聴いた。昨年11月に行われた横浜YMCA創立125周年記念ゴスペルミュージカルを機に、新たに誕生した3つのクワイヤは、結成後わずか4カ月弱の練習期間だが見事な歌声だった。創立125周年事業は、創立150周年に向けて「こころをむすび、思いをつないで」きた。その思いを未来に繋ぐ、子どもたちのキッズゴスペルが3クワイヤあるのが嬉しい。未来に繋がる子どもたちの透き通った声と元気に体を揺らし賛美する姿は満員の会場の会衆の心に響いた。最後に全員で歌った「オーハッピーディ」は、小学生の子どもがソロでリードする声にあわせて会衆全員が賛美した。それは幼い子どもの輝きに愛を注ぐ会衆の姿のように見えた。そして愛を注いだ会衆も輝いて見えた。子どもと会衆の応答から会場はあたたかい雰囲気に包まれた。子どもたちだけで歌ったゴスペル「君は愛されるため生まれた」の詩が、重なって見えた瞬間だった。子どもの虐待のニュースが続く昨今。新学期を迎えるこの時、このゴスペルのように「今もその愛受けている」と子どもたちに伝えたい。
(横浜YMCA総主事 田口 努)