2011年3月30日水曜日

東日本大震災被災者支援活動報告①

横浜YMCAでは、東日本大震災による被災者を支援していくため、日本YMCA同盟による支援の一環として職員派遣を全国協力として行っています。3月22日(火)~3月30日(火)の9日間にわたり、大谷昭雄スタッフ、大塚英彦スタッフの2人は、岩手県宮古市にある日本基督教団宮古教会を拠点に、教会の片付け・掃除、スタッフ・ボランティアの受け入れのための整備、地域からの支援についての聞き込みなどの活動を行いました。以下は2人からのレポートです。
 
3/24-日本基督教団宮古教会周辺にて話や作業を進めながらまずは信頼関係を作ってきました。それと同時に避難所を回り被災者のニーズを調査し多くのボランティアが来たときに動けるように準備をしました。
3/25-市役所や社協など行政ともコンタクトをとり、ボランティアセンターの立ち上げに向けて準備にあたりました。

3/26-駅前からの目抜き通りは、主だったものは回収業者に撤去され、近日中にはもとの活気のある商店街に戻りつつあります。しかし、一本路地を入ると乗用車が折り重なり、漁船が道を塞ぐように立ち往生していたり、全壊半壊した家屋がそのままになっていたりと、震災から2週間以上たちますが、いまだにその爪あとを残しています。また、田老地区や赤前地区などは町全体が壊滅的で多くの家屋が跡形もなくない状態で、住民はただ呆然と立ち尽くすしかないといった光景を目にします。
3/27-宮古市北部にある田老地区(津波によるダメージが大きい場所)にある避難所に行きました。大津波により町のほとんどが壊滅状態で、家屋も押し流され、残骸すら何も残っていないエリアもあり、住民はただ呆然と立ち尽くすことしかできないといった状況です。10mの高さの防波堤も、自然の猛威の前にはどうにもならなかったようです。現場は現在自衛隊が作業中で、幹線道路や瓦礫を運搬する道路は何とか開通していますが、重機が入らないことには何も手をつけられません。宮古市街の避難所のように、1階部分の損壊や浸水などの被害はありましたが、2階部分にはなんとか住める住居が数多く残るエリアとは異なり、田老地区では多くの方々は家屋を失い、避難所から帰るところがありません。これらの避難所では心のケアが必要になると思います。
3/28-震災が起こってから3週目に入り、仮設住宅の申し込みが28日より開始されました。また市街地の避難所からは、半壊・浸水した家屋の片付けが終わった住民が、徐々に退所しはじめています。さらに避難所が統廃合されて人数が減り、残された入所者を抱える避難所では、メンタル面でのケアといった新たな問題が出てきます。また仮設住宅に入所できたとしても、慣れない環境であるがゆえに問題はさらに続きます。
(YMCAつるみ保育園 大谷昭雄 ・ 鎌倉YMCA 大塚英彦)

2011年3月29日火曜日

菜さんの菜市

鎌倉YMCA・地域活動報告
 
鎌倉市内で活動する発達障がい児、保護者の会の支援として、鎌倉YMCAの会館前のスペースを利用して鎌倉野菜を販売する「菜さんの菜市」を3月27日(日)に開催しました。発達障がいの中学生への社会参加、体験の機会提供の目的もあり、みんな元気に大きな声でぼちぼち人出が戻ってきた日曜の鎌倉の街に向けて売り声を張り上げていました。観光客も市民も道行く人は皆足を止め、用意した野菜は2時間弱で全て売り切れました。今回の売り上げは、野菜を提供してくださった農家の方の希望で、鎌倉市を通じて東日本大震災の義援金に全額寄付されました。鎌倉YMCAも子ども達の力を借りて、新潟県中越地震の被災地支援を継続している新潟小千谷市から取り寄せているのへぎそば、青そうどん、豆菓子を販売し、4,250円を売り上げ、このうちの収益を今回の支援募金に充てることにしました。来月も「菜さんの菜市」は鎌倉YMCA前で開催します。
(鎌倉YMCA 野澤ひらく)

2011年3月26日土曜日

力を合わせて、出来ることからはじめよう

横須賀YMCA・東日本大震災緊急支援街頭募金
 
横須賀YMCAでは、3月21日(月)京急久里浜駅前で東日本大震災緊急支援街頭募金を行いました。急遽企画したため、北久里浜駅前では、道路許可が下りずに今回は、京急ウィング久里浜店、京急久里浜駅に協力していただき場所を借りて実施しました。また、急な決定にも関わらず、53名という多くのボランティアが集まり、YMCA関係者(指導者、メンバー、メンバー保護者)だけでなく、県立福祉大学からのボランティア3名も力を合わせての実施となりました。人数が多かったため、4カ所に分かれて大きな声を出して1時間、全員で大きな声をだして支援を呼びかけました。当日は、あいにくの雨模様で、人通りもいつもに比べて少ない中ではありましたが、沢山の地域の方に立ち止まったいただき、ご協力をいただくことができました。1時間で集まった募金額は、161,037円。募金をしてくださった方からは、『寒い中ご苦労様!』『頑張ってください!』といったやさしい言葉をかけていただきました。今後も館内に募金箱の設置、街頭募金を行い、継続した被災者支援の呼びかけを続けていきたいと思います。
(横須賀YMCA 金子寛美)

2011年3月25日金曜日

今、一番大切なもの『ケアリング~思いやり』

厚木YMCA・キッズサッカー『ケアリングカップ』

3月20日(日)厚木YMCAサッカークラスでは、「東北地方・太平洋沖地震」を支援するためのチャリティイベントとして、キッズサッカークラスのお友だちやご家族の方なら誰でも参加できる、ファミリーサッカー「ケアリングカップ」を厚木YMCA体育館にて実施いたしました。計56名にご参加いただき、1人500円の募金をいただきました。都合つかず不参加の方でも、前日や次の日に来館してくださった方もおり、多くの方の温かい募金により総額66,326円を日本YMCA同盟を通して被災地支援のために送らせていただきます。
お父さんもお母さんも子どもたちに負けじと張り切っていました。パパチーム対パパチームでは、点を取り、取られ、また取り返し…と、とても盛り上がる試合を魅せてくれ、子どもたちもお父さんの活躍に大興奮の様子でした。このような状況下で、他人の苦しみを自分の苦しみのように感じることのできる「ケアリング・思いやり」が今一番大切と思い、今回は優勝チーム一人ひとりに「ケアリングバッジ」をプレゼントしました。

・大震災によって被災して苦しんでいるお友だちは今サッカーがやりたくてもできない
・今もなお、ガレキの下で救助を待っているお友だちもいるかもしれない
・私たちだって、いつ何時大きな地震に見舞われるかもわからない

だから私たちは、こうして一時だけでも楽しくサッカーができたことは、とっても幸せなことなのだということ、当たり前ではないんだということ。自分たちがこうしてサッカーができているということを、少しでも幸せに感じてくれたのではないかと思います。当日ご協力をいただきましたリーダー、賛同頂きご参加くださった皆様、ありがとうございました。
(厚木YMCA 宮崎麻衣子)

2011年3月24日木曜日

痛いの飛んでけ!

横須賀YMCA・膝イタ!解消法セミナー
 
3月4日(金)10:00~11:30 衣笠病院・健康運動室室長 大塚洋さんをお迎えして「膝イタ!解消法」セミナーを行いました。 日頃から、膝に痛みを抱えている方、怪我をして不自由をしているけど今後どういうトレーニングをしたら良いか?と悩んでいる方など参加者21名(一般10名・在籍会員7名・スタッフ4名)が集まりました。大塚さんのユーモアあふれる説明で会場は終始和やかな空気で行われました。前半は、資料とプロジェクターを使って『膝痛の解説』。後半は、実際にイスに座ったままでできる簡単な予防運動を参加者全員で行いました。今回は根岸町3丁目町内会の回覧板からの申込みや神奈川新聞iバザール掲載からの申込み、衣笠病院に通っている方の参加があり、会員以外の方にも沢山参加頂けました。協力していただいた、多くの方にこの場を借りて感謝いたします。今後も成人の方を対象とするプログラム体験を実施します。今回参加されなかった方も次回は、是非ご参加ください。
(横須賀 瀬戸俊孝)

1歩ずつ

横浜北YMCA・アウトドアキッズクラブ3月活動報告

アウトドアキッズクラブ2010年度最後の活動は直前に起きた東北地方 太平洋沖地震の影響で、屋外でのプログラムを変更し室内で行い、午後からは緊急支援募金を街頭にて実施しました。
 
これまでに築いてきた関係を活かしてのプログラム内容でしたが、グループで息を合わせて行なうフープリレーや人間カッターでは自分たちで目標設定をして、個人練習や作戦タイムを取り、何度も何度もチャレンジしていました。中でもフープリレーでは背の高さを考慮して並び順を変えたり、「足から?頭から?」「隣の人は持ち上げるように引っ張ってあげよう!!」と積極的にコミュニケーションを取っていました。これまでの活動の中でもっとも活発なやりとりをしていたように思います。

午後におこなった東北地方 太平洋沖地震街頭募金では「何のための募金なのか」「どんな呼びかけをしたら賛同してもらえるか」を考えて「今、私たちに出来ること」として意欲的に活動できました。はじめはなかなか声を出せなかった子どもたちでしたが次第に声も大きくなり、「おむつやミルクの足りていない子どもたちのために」「地震で家がなくなって困っている人のために」と自分たちで考えた呼びかけを大きな声で言うことが出来ました。多くの人が募金に協力してくださり、約3時間の募金活動では18万円の金額が集まりました。

2010年度は「1歩ずつ」をテーマに掲げ活動してきました。これまで沢山の体験を通して、文字や映像では伝えきれない子どもたちの成長を私たち指導者(リーダー)も感じています。失敗と成功を繰り返しながら少しずつ、1歩ずつ成長してきた子どもたちを感じていただければ幸いです。2010年度アウトドアキッズクラブに参加していただきありがとうございました。
(横浜北YMCA 皆川 蘭)

2011年3月23日水曜日

今、自分たちに出来ること

川崎YMCA・東北地方 太平洋沖地震街頭募金
川崎YMCAでは、3月20日(日)東北地方 太平洋沖地震の緊急支援募金を小田急線向ヶ丘遊園駅前にて実施しました。特別プログラムのわんぱく探検隊に参加してくれたお友達、野外活動クラブのお友達、ボランティアリーダー、社会人リーダー合わせて55名が参加してくれました。野外活動・わんぱく探検隊の子どもたちは、楽しみにしていた活動の内容が急遽変わり、今回の街頭募金を実施することになりましたが、多くの保護者の方も賛同していただき、子どもたちも元気に参加してくれました。被災地支援のために『今、自分たちに出来ること』を理解をして大きな声で呼びかけてくれました。また、川崎市多摩警察も活動許可を短期間で発行くださり、地域での理解を受けて実施することができました。当日の活動では178,744円もの支援金を集めることができました。
 
この集められました募金は、日本YMCA同盟を通して被災地支援のために用いられます。活動中、ご支援、ご声援を多くの方々からいただく度に感謝の気持ちでいっぱいになりました。今後も継続的な復興支援を行っていきたいと思います。
(川崎YMCA 生井知三)

2011年3月22日火曜日

一人ひとりが主役

YMCA高等学院・卒業式
 
3月3日(木)かながわ女性センターでYMCA高等学院の卒業証書授与式が行われました。卒業式は学校行事のなかでも生徒の新たな門出を祝うとても重要な行事。YMCA高等学院では一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取り、お祝いや励ましの言葉をもらいます。証書の授与が終了し、卒業生が退場する際には在校生からサプライズで色紙のプレゼントが。2年生が中心になってこの日のために卒業生全員分をひそかに準備していたのでした。卒業生の言葉では亀山貴志さんが代表を務め在校生に「これからは皆さんの力でYMCA高等学院に関わるすべての人が楽しく笑顔で過ごせる学校を作り上げていって下さい。」と応援のメッセージがありました。式のあと、卒業生の保護者の方が「一人ひとりが主役になれる卒業式ですね。来てよかったです。」と言ってくださった言葉が心に残りました。卒業式は3年間自分を見守ってくれた人たちに成長した姿をみせて新たな門出を祝福してもらう日。これから困難に出会ったときも、きっとこの日受けたたくさんの祝福や励ましが、それを乗り越える後押しをしてくれるはずです。
(YMCA高等学院 郡司すみれ)

藤沢YMCA・東北地方 太平洋沖地震街頭募金

藤沢YMCAでは、3月20日(日)東北地方 太平洋沖地震の緊急支援募金を江ノ島電鉄・藤沢駅改札口前にて実施しました。野外活動に参加している子どもたち30名と、ボランティアスタッフ26名が参加をしました。野外活動の子どもたちは楽しみにしていた活動の内容が急遽変わってしまいましたが、子どもたちなりに被災地の状況を理解し一生懸命に声をだして募金を呼びかけてくれました。又、活動許可が間に合わない状況がありましたが藤沢YMCAの成人会員の方の好意で自身がお勤めの小田急百貨店の敷地内での活動が実現しました。FSV(藤沢災害救援ボランティアネット)の方々にも活動に参加いただき、多くのかたの支えの中で実施された募金活動では155,781円もの善意を集めることができました。集められた募金は日本YMCA同盟を通して被災地の人々の支援に使わせていただきます。募金と暖かい声を掛けていただいた地域の皆様ありがとうございました。
(藤沢YMCA 澁谷浩平)

2011年3月16日水曜日

今こそ、家族の絆・地域の絆を

横浜YMCA総主事メッセージ

『一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ
  一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです』
(コリント信徒への手紙1 12章26節 横浜YMCA 2011年度基本聖句)

東北地方太平洋沖地震で被災されている多くの方々、特に家族を失い悲しみにある方々、消息が分からず不安な中にある方々の上に、神様の励ましと慰めがあることを横浜YMCA関係者一同、心よりお祈り申し上げます。

横浜YMCAでも地震発生時、多くの会員の皆様が各YMCAの施設や保育園におりました。施設によっては激しい揺れも起こり、恐怖と混乱の中、避難や安全な場所での長時間に渡る待機を強いられ300名以上の園児や会員の方がYMCA施設内で夜を明かす事になりましたが、互いに協力しあい、励まし合い全ての会員の皆様の命を守り無事を確認することが出来ました。

また、被災地を思えばその比ではありませんが、それぞれのご家庭においても震災や未だ油断が許されない状況に加え「計画停電」というこれまで経験した事のない状況の中、不安を抱える子どもたちも多いことでしょう。私たち大人は、今後の不測の事態への備えをしながらも、子どもたちには、不安を与えないよう、通常の生活に戻していきたいと思っています。

子どもたちは衝撃的な地震の体験とテレビやラジオから入ってくる情報、頻繁に起こる余震の中、大変な不安を抱えながら大人たちを見ています。ある小学生メンバーは、親御さんが何も言わなくとも自然にテレビゲームをしなくなったそうです。元リーダーの教員の話では、学校でも子どもたちの給食を残すことが多かったり、大きな学年の子でもお母さんのスキッンシップを求めたりしているとのことでした。
子どもたちも経験したことのない不安の中、一生懸命この困難に立ち向かっています。どうか『心配しなくていいよ』『大丈夫だよ』と子どもたちを抱きしめてあげてください。そしてこの状況の中、今こそ“家族の絆を強める機会に” “地域の絆を強める機会”にしていきましょう。

ある職員からは 明るくて見えなかったものが、電気を消したら見えてきた。「電気」を「元気」に変えようとの提案がありました。『電気を消して、元気を贈ろう!』をキャッチフレーズに、YMCA節電キャンペーンを展開してまいりたいと思っています。

横浜YMCAでは「東北地方・太平洋沖地震緊急支援募金」の活動を開始しました。不安と悲しみのなかで避難生活を余儀なくされている被災地の人々への支援にご協力ください。3月19日に予定されている、根岸英一先生のノーベル賞受賞記念YMCA特別講演会は、根岸先生からも「こいうときだからこそ前向きに歩む、希望を持てる」よう是非、話をしたいとおっしゃっていただきました。この集いを募金活動キックオフ のような形で積極的に進めていく所存です。皆様のご理解、ご支援を賜り、共に希望を持ってこの困難を乗り越えていきましょう。

横浜YMCA総主事 田口 努

2011年3月15日火曜日

たくさんの温かい気持ち

横浜YMCAサッカープログラム・チャリティーサッカー

3月6日(日)に横浜YMCAのサッカープログラムでファミリー・チャリティーサッカーをおこないました。
今回のチャリティーの目的はタイ・バンコクYMCAにあるパヤオセンターの子どもたちへの支援の為に行われたものです。サッカープログラムを実施している県内10のYMCAから127名、沢山のご家族に参加いただき、楽しく親子でサッカーを行いました。天候にも恵まれ受付に置かれた募金箱には沢山の暖かい募金がよせられ、パヤオセンターの子どもたちに送るメッセージカードも集まっていきます。

横浜北YMCA・厚木YMCAのチアダンスクラスの子どもたちも来てくれて元気なダンスを披露してくれました。大きなグランドを元気に走り回る子どもたち。本気で走り回る保護者の皆さん。試合をしている中で常に笑顔があったことはとても印象に残っています。今回、みなさんの温かい気持ちでいただいた当日の募金額は16,161円となり参加費などを含めるとパヤオセンターに支援する金額が133,161円と言う大きなものとなりました。このたくさんの温かい気持ちをタイのパヤオセンターの子どもたちへ送りたいと思います。最後になりましがプログラムに賛同していただいた参加者の皆さまに感謝とお礼を申し上げます。
(横浜北YMCA  志賀 光)

2011年3月9日水曜日

お水大好き!になれたかな?

横須賀YMCA・保育園スイミング教室報告

横須賀YMCAでは、YMCAグループの保育園(金沢八景YMCA保育園YMCAマナ保育園)の園児達に1年間を通して水泳指導を行ってきました。年中・年長の園児達は月に1~2回、保育園のバスに乗って1時間弱の道のりを横須賀YMCAまで通ってくれました。その保育園の水泳教室も今週で最後です。最終回にはYMCAスイミングのワッペンテストが行われ、園児全員にお魚のワッペンと認定証という指導者からのお手紙をお渡ししました。最初は、水を怖がっていたお友達も沢山いましたが回数を重ねるごとに上達をして楽しく練習していました。すっかり水に慣れた子、バタ足が出来るようになった子など、それぞれのレベルで精一杯がんばりました。担当した横須賀YMCAのリーダー(指導者)もみんなとっても上手になって成長したと言っていました。園児の皆さん1年間、横須賀YMCAまで通ってくれてありがとうございました。プールが好きになれましたか?これからも沢山、プールで遊んでもっと上手になってください。これからも応援しています。
(横須賀YMCA 瀬戸俊孝)

2011年3月8日火曜日

健康を見つめ直す

藤沢YMCA・健康セミナー“腰痛について”

2月19日(土)藤沢YMCAにて湘南鎌倉病院・塩野正喜院長による「腰痛について」という内容のセミナーをおこないました。参加者は27名(内、藤沢YMCA成人会員・5名)で町内会の方へ回覧をして頂いたこともあり多くの地域の方々に足を運んで頂きました。腰痛についてと、身近な内容で先生のお話もとてもわかりやすかったようです。人間の成長の過程で変化する姿勢の様子や、四つ足歩行から二足歩行になることで起こる体への影響などをスライドで説明してくださり、参加者の皆さんは“なるほど”と納得していました。今回のセミナーは健康キャンペーンの一環として行いました。健康キャンペーンとは健康について見つめ直して頂くきっかけ作りとして行うもので、多くのYMCAで様々なイベントを実施しています。藤沢YMCAでも3月に棒踏み体操・脳刺激フラッシュ・ウエーブストレッチリング等の体験会も予定しています。健康について考えて頂ける機会として藤沢YMCAの会員の方はもちろん、地域の方にも参加して頂けたらと思います。
(藤沢YMCA 向田仁子)

2011年3月5日土曜日

喜ぶ

YMCAたかつ保育園・ 園長だより3月号

暖かい春の息吹を感じる今日この頃、沈丁花のほのかな香り、木々の芽のふくらみ・・・春はもう そこまで来ています。今年度、最後の月となりました。それぞれが大きく成長した事に気づく時期でもあります。保護者の方と歩みを共にし、喜びを共感しながら子どもたちの成長を見守っていけたことに感謝致します。残り1カ月です。慣れ親しんだクラスの友だちや保育士との交わりを大切にし 残りの日々を楽しく過ごせるよう配慮しつつ、新年度への歩みに繋げていきたいと思います。 2月は、年長児は冬キャンプ、4歳児は国立科学博物館、3歳児は横浜市の神大寺公園内にあるログハウス「トムソーヤ」にYMCA保育園バスに乗って行ってきました。保育園内の活動と園外での活動の相互をバランスよく体験することで子どもたちの生きる力が育まれます。公共の施設を利用することで社会性(ルールやマナー)の大切さを感じ、友達と同じ体験をすることで仲間との絆 共感する喜びを感じるのです。今まで以上にクラスの絆が深まったことと思います。19日(土)は、保護者会主催のAED講習会が開催されました。帝京病院にお勤めの保護者の方とインストラクターの方、看護師の保護者の方がお手伝いくださり、心肺蘇生とAEDの使い方と動きを参加された7家族の方とともに2010年に改定されたガイドラインを基に学びの時を持ちました。「1回講習を受けたから大丈夫と安心しないでください。」とのインストラクターの言葉が印象的でした。命を守るためにも講習会に参加する意義を改めて感じました。お忙しい中、講師をしてくださった方、講習会に参加してくださった保護者の方々に感謝いたします。
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)

2011年3月4日金曜日

卒業旅行

富士山YMCA・トピックス

2月23日(水)~24日(木)の1泊2日、川崎市にあります「YMCA福祉専門学校」の皆さん14名が卒業旅行として、この富士山YMCA訪れてくれました。かつて、ここでキャンプ実習が行われ、それがきっかけとなり、いくつかの卒業旅行の候補地の中から選んでくれたようです。
23日(水)は「富士山の日」にちなんだイベントが静岡県各所で行われております。富士山YMCAでも主催事業「富士山に向かって歩こうハイキング」を実施し、卒業旅行の皆さんにも参加して頂きました。近隣の富士ミルクランドから雄大な富士山に向かって、その名の通り、朝霧高原の牧草地周辺を7.5㎞歩きます。途中、放牧された牛との遭遇、間近に迫る富士山の眺望に感動をおぼえつつも、団結力のある皆さんは、足並みを揃え、遅れをとる仲間を励まし、先を急ぐ者を引き留め、会話をしながら歩いていたのが印象的でした。ゴールした参加者には「ホットミルク」が配られ、乾いた喉を潤し、昼食は富士宮名物「ニジマス親子ちらし弁当」を食べ、自然の恵みも満喫しました。その後、富士山YMCAに戻ってからは、バーベキューや親睦会等で、学生生活を振り返り、仲間との語らいの場となっていたようです。この春にはYMCA専門学校でも多くの若者が卒業を迎え新しい場所へと羽ばたいて行きます。これから皆さんが社会へ旅立っても、再びこの富士山YMCAで仲間と再会できるような、心の故郷となることを願っております。
(富士山YMCA 村田彰宏)

2011年3月3日木曜日

みんなで食べるとおいしいね!

横須賀YMCA・プレスクール活動報告
2010年9月に開講したプレスクール。午前中2時間、保護者の方と離れてプール遊びをします。開講から半年が経ち、みんなも集団行動に慣れてきて、「自分のことは自分でしよう!」という気持ちがとても強くなってきました。先日は、今までリーダー(指導者)がお着替えを全部手伝っていたお子さんが自分で荷物のカゴから靴下を取り出し、いつの間にか履き終わっていました。ズボンも前後は逆でしたが、自分で履こうとしていまます。この事を保護者の方に話すと、保護者の方もびっくり!家では、やらないとのことだったので成長している事に感動されていました。そして2月は時間延長にチャレンジです。お弁当持参で、お昼もみんなだけで食べることにしました。みんなプールが終わって教室に移動するなり、「お腹空いたね!」とお家の人が作ってくれたお弁当を毎回、楽しみにしています。中には、プールの途中に、「リーダー!今日はイチゴを持ってきたよ!」と教えてくれたり、「朝ね、一緒に作ったの!」と教えてくれるお友だちも。そしてこの写真の笑顔!!満面の笑みでおいしさをアピールしていますね。横須賀YMCAのプレスクールは年齢層も様々で2歳~4歳のお友だちがいます。年上のお兄さん・お姉さんは自然と、年下のお友だちの手を取ってくれたり、おもちゃの遊び方を教えてくれたりもします。みんな兄弟姉妹のように仲良く、毎週過ごしています。このメンバーで過ごす時間もあと残りわずかですが、また新しい発見をしていければと思います。
(横須賀YMCA 尾内清香)

2011年3月2日水曜日

総主事コラム「こもれび」2011年3月

「自分を変える」

殻を脱ぐ
それはカニもやる とんぼやせみもやる
人間もこれをやらねばならぬ
木は年輪を持つ 竹は節を持つ
人間もこれを持たねばならぬ
生まれたままでは
万物の霊長とは言われぬ
殻を脱ごう
年輪や節を持とう
新しい自分をつくるために
新しい世界を開くために
(「殻」 坂村真民)

年輪は、どうやって出来るのだろう。年輪の中心と外側とでは、どちらが新しいのだろう。四季がはっきりしている日本の年輪は、わかりやすいらしい。木は冬に成長を止めて、春から夏にかけて細胞壁が薄く、細胞の中が広い繊維細胞を外へ外へと急激につくり成長していくのだそうだ。年輪は春から夏は、柔らかく薄く見えるが、夏から秋に向けては細胞壁が厚く、細胞の中が狭い繊維細胞をつくり成長していき、堅く、色が濃く見える。この夏から秋に色が濃く見える年輪が一年に一つ輪を描いたように見え、年輪となるのだそうだ。外側から成長していく証拠は、枝打ちした枝や折れた枝の断面を見ると、新しい細胞が外へ外へと成長をしていくときに、覆われてしまっていることがわかる。昨年の夏は、記録的な夏だった。そして冬も厳しかった。年輪はどのように成長しているのだろう。春を迎え大きく成長する時期を迎える。卒業、進学、進級、退職、就職、異動、転勤と3月、4月は人間にとっても節目の時だ。この春の過ごし方で、大きく成長する機会でもある。外へ外へと、新しい出会いの中で、心の成長が豊かにありますように。
(横浜YMCA総主事 田口 努)

気持ちを少しだけ伝えたい

YMCAとつか保育園・募金活動報告(クッキー作り)

昨年5月から横浜に滞在するバンコクYMCA長期派遣スタッフ ラーチャネー・タンティカさんがYMCAとつか保育園に来園し幼児組さんにタイの様子や遊びをタイ語で話してくれました。それがきっかけとなり子どもたちは自分の周りから世界の子どもたちへと興味が広がってきました。そこで「自分たちの幸せな気持ちを少しだけ他の人たちにも伝えてみよう」ということになり、手紙や言葉で表すのも素敵だけれど、皆でできることはないかな?と考えた結果、調理さんの協力のもと5歳児(ぞう組さん)がクッキー作りをすることになりました。材料費は職員が「つもり募金」をしました。お菓子を食べたつもりで○○円…というように。当日は、皆で協力して、こねて型をとって少し厚めのクッキーになりましたが思いがたくさんつまった物になりました。そして「ぞう組がつくったクッキーです。世界のなかまのために、おきもち募金をしてくれるとうれしいです。」というコメントを添えて、保護者の方々にお渡ししました。その後、多くの家庭でクッキー作りの話しが色々なされたようです。「もっとクッキー食べたかったな。」から始まり「次は困っている人に手紙を渡したいな。」等々。これからも少しずつ横浜YMCAで取り組んでいる「国際・地域協力募金」への理解を深めていけたらと思います。
 
(YMCAとつか保育園 佐藤智保)

2011年3月1日火曜日

大勢のお父さんに参加いただきました

厚木YMCA・水泳クラス体験&ファミリープール
 
2月27日(日)厚木YMCAにて水泳クラス体験&ファミリープールを行いました。当日は25名のお友だちやご家族にご参加して頂けました。水泳クラス体験では中耳炎になり、プールが苦手になってしまっていた男の子がいました。最初は『中耳炎が本当に治ってるか分からないから耳を浸けるのはやだ!』と怖がっていたのですが、プールに入った後に『もう耳治ってた!プール楽しかった!』と言ってくれました。ファミリープールではお父さんと一緒に来ていたお友だちが多く見られました。子どもの成長した姿を微笑ましく見ているお父さんや、子どもに熱心に指導しているお父さん、子どもに負けじと泳いでるお父さんと、色々なお父さんが見受けられました。
今回のように苦手を克服したお友だちもいます。プールが苦手…というお友だちは是非、一度YMCAに体験しに来てみてください。また今回のファミリープールのように親子で楽しめるイベントを提供していきたいと思います。
(厚木YMCA 田中誠也)