2011年3月5日土曜日

喜ぶ

YMCAたかつ保育園・ 園長だより3月号

暖かい春の息吹を感じる今日この頃、沈丁花のほのかな香り、木々の芽のふくらみ・・・春はもう そこまで来ています。今年度、最後の月となりました。それぞれが大きく成長した事に気づく時期でもあります。保護者の方と歩みを共にし、喜びを共感しながら子どもたちの成長を見守っていけたことに感謝致します。残り1カ月です。慣れ親しんだクラスの友だちや保育士との交わりを大切にし 残りの日々を楽しく過ごせるよう配慮しつつ、新年度への歩みに繋げていきたいと思います。 2月は、年長児は冬キャンプ、4歳児は国立科学博物館、3歳児は横浜市の神大寺公園内にあるログハウス「トムソーヤ」にYMCA保育園バスに乗って行ってきました。保育園内の活動と園外での活動の相互をバランスよく体験することで子どもたちの生きる力が育まれます。公共の施設を利用することで社会性(ルールやマナー)の大切さを感じ、友達と同じ体験をすることで仲間との絆 共感する喜びを感じるのです。今まで以上にクラスの絆が深まったことと思います。19日(土)は、保護者会主催のAED講習会が開催されました。帝京病院にお勤めの保護者の方とインストラクターの方、看護師の保護者の方がお手伝いくださり、心肺蘇生とAEDの使い方と動きを参加された7家族の方とともに2010年に改定されたガイドラインを基に学びの時を持ちました。「1回講習を受けたから大丈夫と安心しないでください。」とのインストラクターの言葉が印象的でした。命を守るためにも講習会に参加する意義を改めて感じました。お忙しい中、講師をしてくださった方、講習会に参加してくださった保護者の方々に感謝いたします。
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)