YMCAとつか乳児保育園 運動会ごっこのご報告
10月5日に予定されていた運動会は、あいにくのお天気となってしまったため、リベンジをという事で、10月18日に湘南とつかYMCAのホールにて「運動会ごっこ」を行いました。
「運動会ごっこ」ですが、開会式、かけっこ・・・と、運動会さながらにプログラムが続きます。クラスごとのかけっこでは、子どもたちの成長を感じる事ができます。一生懸命ハイハイでゴールテープに向かう0歳児。ですが、ゴールテープを目の前にすると、なぜか動きが止まる子が続出。白いゴールテープが何なのか、頭にハテナが浮かんでいた様子でした。テープの端から回り込んでゴールする子もいました。
1,2歳児になるとルールも理解してきます。でもスタート地点に立つとウズウズとした様子で、フライングしそうになる子もいて、“おっとっと・・・”となる姿が可愛かったです。「よーいどん!」の掛け声に合わせ、あっというまにゴールへまっしぐら。日頃から練習していた成果を見せていました。
クラスごとの種目では、可愛い踊りを披露しました。0歳児クラスの種目の「カマキリマッサージ」は、0歳児クラスの子たちは毎日のように聞いている曲なので、曲が掛かると体を揺らしてニコニコしていました。1,2歳児クラスの子どもたちも大好きな体操で、全クラスで盛り上がりました。友だち同士で体をツンツンつつきあったりと、ほほえましい姿が見られました。優しい曲調なので、ホール内が和やかな雰囲気に包まれました。
1,2歳児クラスの種目では、エリックカールの絵本「できるかな?」の体操です。動物のお面を付け、様々な動きを見せてくれます。大人でも難しい動きも、軽々とやりこなす子どもがたくさんいるんですよ。また、参加しに来てくれたとつか保育園の1歳児クラスの子どもたちもクラス種目を行いました。「はらぺこあおむし」がテーマで、子どもたちの顔よりも大きなサイズのアイスクリームやキャンディ、果物が登場し、両手にたくさん抱えてよろけてしまう子もいました。乳児保育園の子も参加させてもらい、みんなで「はらぺこあおむし」の世界を楽しみました。
クラス別種目の後は、玉入れやパラバルーンなど、様々な種目を行いました。玉入れとパラバルーンは、運動会ごっこで初めてやる種目でしたが、そうとは思えないぐらいの盛り上がりとなりました。パラバルーンの裾を持ち、音楽に合わせて動かすのがとても楽しかったようで、バルーンにふわっと空気が入り膨らんだ時には「きゃはは!」と弾んだ声が聞こえてきました。バルーンの中に入り、おうちのようにしている子もいました。
玉入れでは、保育者がカゴを背負い、そこに玉を入れる・・・というものなのですが、逃げ回る保育者に、「まってー!」「しゃがんでー!」という発言が飛び交っていました。2歳児クラスの子は脚も早く、逃げ回る保育者は息が切れてしまうほどでした・・・。
体をたっぷりと動かし、大盛り上がりとなった運動会ごっこ。子どもから「またやろうね!」という声も上がり、とても充実した時間となり、運動会のリベンジを果たす事ができました。
「運動会ごっこ」の後は、2歳児クラスの子どもたちがそのままホールでお弁当を食べました。食前のお祈りをすると、なぜかみんなで天井に向かって「お母さんありがとう!」「お父さん、おばあちゃん、ありがとう!」と家族の名前が続々登場し、感謝の言葉を叫んでいました。広いホールで食べたお弁当は、ピクニック気分でとても美味しく感じたのではないでしょうか。
(とつか乳児保育園 小林亜美)