2015年1月21日水曜日

身体、心を癒す自然の力

富士山YMCA「SC Johnson・横浜YMCA東日本大震災復興支援キャンプ・富士山ニューイヤーファミリーキャンプ」実施報告
 ジョンソン株式会社様の全面ご支援の下、1月2日(金)~4日(日)において「SC Johnson・横浜YMCA東日本大震災復興支援キャンプ・富士山ニューイヤーキャンプ」が行われました。東日本大震災の影響で神奈川に避難されているご家族をご招待し、賑やかなお正月を過ごしました。
(参加者13家族47名、リーダー・ボランティア6名、本部スタッフ2名、合計55名)
キャンプの目的は・・・
① 富士山YMCA及びその周辺の自然体験活動を通じて、冬の季節を感じ、味わう時間をすごす。

② 放射能などを気にせず、野外活動やキャンプを楽しみ、心と体を休める時間をすごす。

③ プログラムやノンビリした生活を通してリフレッシュする。

④ 参加者同士の情報交換の場、コミュニティーを広げる場とする。参加者みんなが大家族となってすごし絆を深める
 お正月に神奈川・静岡の県境で雪が降ったため、少し遅れての集合となりましたが、富士山YMCAでは、3日間を通して富士山に見守られ、楽しい時間を過ごすことができました。やはり圧巻は初日の出だったのではないでしょうか。「富士山から上がってくるご来光を眺めることができて感動しました!」自然の力は、私たちに元気を与えてくれますね。そして、大草原では様々なプログラムを行いました。
風が弱く、少し苦戦した凧揚げでしたが、子どもたちは笑顔で草原を駆け抜けていきました。そんな、みんなの願いが届いたのか、タコ型の大凧も大空高く舞い上がりました。「凧揚げって楽しいですね」揚げて楽しい、見て癒される素敵な時間になりました。
チョイスプログラムも盛りだくさんでした。「マウンテンボード」「スクート」は、インストラクターの皆さんが指導してくれたのですが上達が早い~子どもたちの吸収力はでごいですね。「マウンテンバイク」は、草原の起伏・斜面を思う存分楽しむことができました。

キャンプ支援センターからは良いにおいが…今年の冬の大ヒット「ダッチオーブンでアップルパイ作り」が行われていました。「お家でも作れるかも?!」新たな料理人の誕生です。ホールでは、皮のキーホルダーが一番人気でした。羊型や富士山型の皮に名前などを刻印していきました。また、羊型のキャンドルやヒノキの羊バッチなど、メェ~でたい作品がたくさん完成しました。
 食べるのも楽しみの一つですね。お食事は「お正月料理が並び、お正月を感じることができました。美味しかったです!」また、みんなでお餅つきも行いました。一番人気は、納豆餅でした。

夜は、キャンドルの火を見ながら、楽しく歌ったり、踊ったり、柔らかな火が皆さんを和ませてくれました。懇親会・情報交換会では、地震のときのお話や現在の状況など、話して少し気持ちが楽になったり、聞くことで様々なことを知る・学ぶことができ、とても貴重な時間になりました。

地震から時間が経って、良くなったこともあれば、まだまだ元通りの生活には戻れない方がたくさんいらっしゃいます。富士山YMCAは、皆様のお家です。いつでも帰ってきてくださいね。富士山の麓からずっと応援しています、共に歩みを進めていきたいと思います。3日間本当にありがとうございました。
笑顔・元気・つながろう日本
(富士山YMCA 三上淳)