七草がゆは、1月7日の朝に春の七草である「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」をおかゆにして食べる江戸時代から伝わる日本の伝統食です。
七草の種類は、実は時代や土地によって異なり、七草がもっと多くなったり、少なくなったりする場合もあったようですが、いつの時代でもどんな土地でも、年頭に当たって豊年を祈願したり、家族みんなが元気に暮らせるように願いながらおかゆをいただきます。
七草がゆは、正月にごちそうをたくさん食べ、疲れた胃を回復するのにちょうどよい料理です。
幼児クラスに七草を見せに行き、それぞれ説明するとみんな真剣な顔で聞いてくれました。中には、七草すべて覚えている子もいてビックリ。興味を持ってもらえてよかったです。
本来の七草がゆ、塩味のおかゆだと食べ慣れていないせいもあってか、進みが悪くなってしまいますが、今回はおかゆではなく、ご飯にし、味付けも中華風にしました。
すると食べやすかったようで、たくさんおかわりしてくれました。
これからも日本の伝統食を大切にし、子どもたちに伝えていきたいと思います。
(YMCA山手台保育園アルク 栄養士 岩本 由実絵)