1月21日(水)に近隣の中学校から、ふれあい体験として1年生が15名来てくれ、0、1才児クラスには5名入ってくれました。
人懐こい性格の0、1才児の子どもたちは、すんなりとお気に入りのお姉さんをみつけて早速抱っこしてもらっていました。初めて見るお姉さんたちに、ドキドキして、少し距離をあけて、様子をうかがいながら、プログラムや時間の経過とともに少しずつ仲良くなっていく子どももいました。
はじめに、朝の会で中学生のお姉さんと簡単な自己紹介と、元気に「よろしくお願いします。」と挨拶をすませて、みんなで2階のホールへ移動しました。そして、ピアノの音にあわせて、リトミックを楽しみました。
「とんぼのめがね」「ちょうちょ」「かたつむり」「(トトロの)さんぽ」「しゃぼん玉」の曲にあわせて、身体を動かします。
走ったり、手をたたいたり、歩いたりと曲にあわせて動かすので、リトミックになじみの薄い中学生も、子ども達と一緒に、身体を動かしてくれました。抱っこして甘える子どもや、嬉しくて走り回るお友だちもいました。
身体をほんのり温めたところで、2つのクラスにわかれました。
0才児クラスはママゴトや、滑り台、コンビカーを用意。まだ身体を動かしたりないお友だちは、お姉さんに転ばぬよう見守られて、滑り台を滑ります。オママゴトでは、お姉さんを相手にご馳走して、食べるマネをしてもらうと満足そうな表情の子どもたちでした。コンビカーは、お姉さんにそっと押してもらい、楽ちん運転でした。
1才児クラスは、2階のホールに残り、巧技台を出してのアスレチックを楽しみました。
滑り台をよじ登ったり、平均台を慎重に歩いたり、ネットを広くひろげてくぐるとお姉さんがいて、笑顔になったり、
柱のかげを利用してお姉さんが隠れると、見つけて喜んで交流を持ちました。
お昼には、中学生のお姉さんたちと一緒に同じテーブルで食べることが出来て、いつもよりよく食べてくれたような気がします。
子どもたちにとっては、小さいながらも、この中学生との交流で、楽しい、嬉しい、わくわくする、といったことを、感じた瞬間があったように思われます。
参加した中学生にも、さりげなく感想を尋ねると「楽しかった。」とにっこり笑って答えてくれました。中学生にとっても、小さい子どもとの交流には、何か響くものがあったのかと思います。
年代を超えた双方が関わって交流することで、それぞれが感じ、成長する機会になったのではないでしょうか?
次に会う機会には、どんな成長がみられるでしょうか。楽しみですね。
(YMCAいずみ保育園 小島昌子)