山手台保育園アルクでは11月28日(金)に収穫感謝祭を行いました。
昔は家に帰ってまず一番にする子どもの仕事がこの鰹節削りだったとのこと。私は初めての体験でしたが、「シュッシュッ」と削られる何とも心地良い音!削っている時は穏やかな気持ちになりました。今の便利な世の中だからこそこのようなシンプルな事が「何てステキな瞬間なのだろう」と思われるのかもしれませんね。このような何気ない、穏やかでホッとする時間を日頃の保育の中でも多く持つことが出来れば・・・と思います。
削り体験の後は試飲タイム!鰹節のだしありとなしのみそ汁を飲んでみました。やっぱりだしが入った方は格別!!多くの子どもたちも「こっちの方がおいしい!」と喜んでいました。最後はだしでとった鰹節を乾煎りし木村さんがふりかけを作ってくださりました。そのふりかけを混ぜてみんなで楽しくおにぎり作り!!丸、四角、ぺしゃんこ・・・と個性的なおにぎりが出来ましたよ!
この日の給食メニューはおにぎり、サンマ、豚汁。やはり骨で苦戦する子が多かった幼児クラスですが、それでも皆頑張って食べていました。
今年の収穫感謝祭も秋の実りに感謝し、皆で食物の命を頂いている事を再確認して最後まで大事に食べようと話しました。このような日に大切な食材の一つ、鰹節にたくさん
触れ、学びの場を持てたことを感謝致します!
(YMCA山手台保育園アルク 佐々木まゆみ)