2014年12月30日火曜日

ほんとうにたいせつなもの

YMCA東かながわ放課後児童クラブクリスマス発表会のご報告
 YMCA東かながわ放課後児童クラブでは、クリスマスについて学ぶため、イエス様の誕生をお祝いするため、毎年みんなで力を会わせてクリスマス発表会を行っています。
今年は、劇『ほんとうにたいせつなもの』歌『ホワイトクリスマス&聖者の行進(英語版)』を発表しました。劇の『ほんとうにたいせつなもの』は、昨年の劇の続編です。小さな村では、箱とボール集めが流行しました。こびとたちは争って集めます。こびとの一人であるパンチネロが、たくさんのものを持っているこびとを羨ましく思い、寝る間や友だちとの時間を惜しみ働いてものを集めるのです。たくさん持つことによってみんなから立派なこびとであると評価されるからです。

パンチネロはくたくたになったところでこびとのつくり主のエリに出会い、エリはパンチネロに「そのままのパンチネロを愛しているよ」と語りかけ、パンチネロは大切なものを失いかけていたことに気づくというお話です。げき・ナレーター・ハンドベルの役割にわかれて練習を進めます。どれも難しく自信のない様子でしたが、本番前に「大切なのは気持ちをこめること。見ている人に伝えたいことは何かを考えてやろうね」と伝えると、今までにないくらい素晴らしい劇となりました。歌は英語の歌詞に挑戦しました。歌いやすい曲ではあるものの、歌詞が長いので何度も練習して覚えました。余裕を持って歌えるようになったので、楽器も使い楽しく演奏することが出きました。
 当日は、保育園のお友だちと先生方、学童の保護者の方々等、たくさんの方が発表会に足を運んでくださいました。学童の子どもたちは、緊張していましたが、終わった後の達成感溢れる表情はキラキラと輝いていました。
YMCA東かながわ放課後児童クラブでは、年に2回発表する機会を設けています。次の発表会に向けて準備を進めていく中で、一人ひとりの責任感や思いやり、誠実さや尊敬心を深めていってもらいたいです。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ・佐藤 泰乃)