「鮭のちゃんちゃ焼き」を作るため、保育園で一番小さなことり組(0歳児)のお友だちからぞう組(5歳児)のお友だち全員で野菜の下処理から魚の買出しまで行いました。
午前中は「きのこ」をほぐしたり、裂いたり、「たまねぎの皮」を剥いたり、「キャベツ」「白菜」をちぎったり、「ピーマン」「ねぎ」をキッチンハサミで切ったり、「にんじんの皮」をピーラーでどこまでもどこまでも薄く剥いてくれました。
収穫感謝クッキングを迎えるまでに乳児クラスの子ども達はきのこをほぐしたり、野菜の皮むきや種取りのお手伝いを普段から行っていたので、当日はさらに上手に仕上げてくれました。
「鮭」の買出しに行ったぞう組は、お魚屋さんから「大切に持ち帰るように」と言われなんと3、3kgもある大きな魚をみんなで力を合わせて丁寧に、無事に持ち帰ってきてくれました。
その後は墨汁で鮭の絵を描いたり、じっくりと観察をしていました。
さて、午後からは「鮭の解体ショー」の始まりです。
お魚屋さんの大将をお呼びして、大きなまな板と包丁で鮭の頭をブツリ。お腹を開いたら人間よりも小さな「心臓」や呼吸するための「えら」、子ども達には少し刺激が強すぎた「内臓」などが出てきてお部屋中が大騒ぎ。なんとも言い表せない程の驚きの顔ばかりがありました。
その後は、いつも見慣れている美しい色のオレンジ色の鮭の身を見て少しほっとしていた子ども達でした。鮭のほかに「あじ」と「さんま」も解体していただき、それぞれの大きさや形なども見比べることができました。
質問タイムでは、「3、3kgの鮭は食べるとどのくらいになるの?」と子ども達。「半分くらいかな」との答えに「えー」と残念な表情。
お忙しい中子ども達のためにとても貴重な時間と経験を持たせていただいた魚儀さんに感謝いたします。ありがとうございました。
(オベリン保育園 荒川加奈子)