藤沢YMCAでは、わんぱくキッズプログラムを実施しております。幼児~小学生まで参加のできるプログラムでお兄さんやお姉さん・自分より年下のお友だちと交流を通して、野外活動への興味を引出し、日常では体験できないことにチャレンジするプログラムとなっております。
今回の内容は野外炊事でおにぎり作りを体験しました。テーマは「助け合い」で活動を通して助け合いの大切さと助けてくれる周りの人に感謝することを学びました。
藤沢YMCAから電車とバスで藤沢市少年の森へと移動して、まずはレクリエーションを行いました。どこかに隠されたミッションをグループで探し出し、そのミッションをクリアするとポイントがもらえるという内容のものです。ミッションはグループ全員で協力しないとクリアできない内容でお兄さんやお姉さんがリーダーシップを発揮して難しい内容でも工夫をしてクリアしていました。
次はレクリエーションでもらったポイントで、おにぎりの具を買うゲームです。好き嫌いのあるお友だちのことを考えて具を選んでいるグループもあり、レクリエーションで協力したグループのお友だちに優しくしてあげることもできました。
おにぎりの具を手に入れたところで野外炊事開始です。グループ内でお米を研ぐ係と火を熾す係に分かれて準備をそれぞれしていきました。飯盒を使っての調理が初めての子ばかりでみんな興味津々でした。
おにぎりの具を手に入れたところで野外炊事開始です。グループ内でお米を研ぐ係と火を熾す係に分かれて準備をそれぞれしていきました。飯盒を使っての調理が初めての子ばかりでみんな興味津々でした。
ご飯が炊けたら待ちに待ったおにぎり作りです。三角形型・丸型・富士山型・ハンバーグ型や複数の具材を入れたおにぎりなどそれぞれが自分好みのおにぎりを作りました。完成したところでグループごとにお話をしながらランチタイムです。自分たちで作ったおにぎりはとても美味しかったのですね、みんなが笑顔になっていました。
食べ終わったらグループごとにアスレチックで遊びました。自然の中のアスレチックではみんなが想像力を出し合い楽しく遊ぶ方法を自分たちで考えていました。アスレチックだけではなく、どんぐりや大きな葉っぱを拾って遊んでいる子もいました。
藤沢YMCAに戻ってきたら今度はグループごとに振り返りの時間を取りました。楽しかった思い出やテーマの「助け合い」がどの場面で出来たかを思い出していきました。最後はグループごとに発表会をして他のグループの意見を聞く学びの場としました。恥ずかしがらずに発表することができました。
今回の活動を通して、協力することで難しいことも出来るようになることやご飯を作ることが大変だということを理解してくれた子がとても多くいました。帰ったら「ご飯を毎日作ってくれてありがとう。」ってお母さんに言うという声や「今度お父さんとお母さんにおにぎり作ってあげる。」という声があり活動を通して子どもたちは成長することができました。
(藤沢YMCA 高梨 将)