2014年8月27日水曜日

年下の子への優しさ

YMCAいずみ保育園幼児3クラス合同保育の報告
 いずみ保育園では毎年夏季の期間(7月28日~8月26日)において、幼児の3歳児~5歳児の3クラス合同にしたグループ保育を行っています。
 3グループの名前はそれぞれ「おばけ」「うみ」「かぶとむし」で、グループの名前を子どもたちが自分で考えて決めました。
 朝、夕の集まりでは、いつものクラスの部屋ではなくグループ毎の部屋で行っていたので少し戸惑っていましたが、何日間か過ぎると4歳児、5歳児は保育者が言わなくても自信を持って自分から行動したり、戸惑っている小さい3歳児の子どもたちを案内したり、間違って他のグループにいた子どもを探しに行ったりと、率先した行動でグループとしてのまとまりがでてきました。
 昼ごはんは普段4歳児、5歳児が行っているオープンスペースで食事を取り、配膳の給食当番を3歳児も嫌がらず積極的に取り組み、グループの仲間と協力して行っていました。
 食事の時は席を探して困っている3歳児を見つけると、「ここあいてるよ」と優しく教えていました。
毎日一緒にプールに入って、風船バレーの練習を楽しんで、各グループ共に子ども達が主体的に作戦を考え「来たら強くたたく、そしてみんなで協力すること」と話し合ってみんなで勝利を目指していました。

異年齢の合同保育は、最初は戸惑いもありますがそれぞれの年齢に応じた体験が子どもたちひとり一人の成長につながり、そこにはYMCAの願いである『思いやり』『責任感』『誠実さ』『尊敬心』の心を育む経験が出来ました。
8月26日最終日は風船バレー大会を行いその後、お楽しみは恒例のみんなで行う流しそうめんです。

この合同保育が終わると、いずみ保育園では秋を迎える準備となります。さあ、運動会に向けて各クラスともに頑張っていこう!
(いずみ保育園 トラン ティ トゥ ハオ)