“環境月間”の6月は、「エコのコエを聞く」というテーマで、エコ活動を中心に行いました。自然界からのSOSの声に耳を傾け、私たちにできることを身近なところから実践していきました。
1、2、3年生は「エコ」という言葉を聞いたことがない子も多く、みんなで言葉の意味を知るところから始めました。といっても「エコ」は抽象的で、なかかなか難しかったので、自分が家や学校でできることは何かを考えました。「裏が白い紙は捨てずに裏紙にする」「使っていないコンセントは抜く」「歯磨きやお風呂の時使ってないお水は止めるなど」すぐに実践しやすいものが多く上がりました。エコだけでなくお金の節約にもつながる素敵な案が多数出ました。
環境問題やエコについてある程度の知識がある4,5年生は、今回は“教わる側”ではなく“伝える側”になり、1、2、3年生向けに、“エコクイズ”を作りました。関連するテーマの図書を20冊用意し、その中から自分たちで問題を作ります。「4Rとは何でしょう?」「プラスチックゴミを燃やすと発生するものは?」「エコにダイエットするためにはどうすればいい?」「海が赤くなることを何と言う?その原因は?」など、30問のクイズができあがりました。
図書を読み、その中から問題文を作成することで、改めて知識の確認ができます。持っている知識を、伝えていくことも大切な取り組みです。
エコクイズは、帰りの会で毎日2問ずつ出題されました。たくさんの手が挙がり、エコについて考えるみんなの積極的な姿勢が見られました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷萌子)