YMCAとつか保育園の5歳児クラス・ぞうぐみでは、毎日当番を決めて、給食で食べる米をといでいます。子どもたちは普段から田んぼで米を育てていますが、食するところまで、できるだけ自分たちで手をかけていこうということから始まりました。
米とぎに向かう子どもたちは、とても真剣です。手洗いは、ブラシを使って爪の隙間まで洗ってからアルコール消毒もして、入念にといでいきます。始めた当初は、米が周りに飛び散ったり、水浸しになったりしましたが、今は手際もよく、すっかり上手になりました。
こうやって、食べるまでに、一つ一つの手間がかかっていることを知り、自分でも手順を体験して、おいしくいただいています。ひとつひとつの体験が生きる力になると信じています。
(YMCAとつか保育園 齋藤 信)