神戸にあるYMCAしろがね幼稚園で生まれたうさぎを頂かることになり、うさぎが来る前から保育者たちの間でもうさぎの話題で盛り上がり、心待ちにしていました。もちろん、うさぎが来る事は子どもたちには内緒です…。
そして5月の連休明け、乳児保育園にうさぎが到着。全クラスが集まり、お披露目会が行われました。大きな布で覆われたケージが保育室に運ばれてくると、“なんだろう…?”という反応の子どもたち。まずは園長先生がお話をしてくださいました。“神さまはよいものをくださった。ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ”と讃美歌を歌います。みんなで手拍子をし歌いながらも、ケージが気になって仕方ない様子の子もいました。
そして讃美歌が終わると、布があけられ…うさぎの登場です!ケージに引き寄せられるように子どもは釘付けになり、“触りたい…”となんとか指を入れて触ろうとする子もいました。今まで絵本やぬいぐるみで見ていたうさぎが、目の前に本物のうさぎが現れた瞬間、子どもたちは嬉しさというよりも驚きの気持ちのほうが強かったのではないでしょうか。
その後、子どもたちの会話のやりとりの中でうさぎの名前が自然とつけられていました。茶うさぎが“ぴょんぴょん”、白うさぎが“ぱんぱん”です。子どもたちにとって、これから素敵な仲間になる事と思います。どんな関わりが生まれるか、楽しみです。
(とつか乳児保育園 小林亜美)