2014年5月28日水曜日

紙芝居から学ぶ思いやり

YMCA東とつか学童クラブ5月地域交流のご報告
 YMCA東とつか学童クラブでは、毎月読み聞かせボランティアをお迎えして、月1回お話し会を実施しています。今月5月14日(水)は、紙芝居「つんぶくだるま」(1989年童心社)と絵本「絶交」(2002年ポプラ社)でした。
紙芝居「つんぶくだるま」は、山形県・中山町に伝承されるお話です。
<あらすじ>子どもたちが川へ流しただるまは、つんぶくつんぶくと、海に流れつき、子どもたちのオモチャになっていたところ、釣りにきたおじいさんに拾われます。
おじいさんの夢枕に立っただるまは、「元々居た上流に疫病が流行っていると、その場所に戻してほしい」と願い出た後、村を救って、村人たちに愛称「つんぶくだるま」と親しまれ、祀られたというお話です。
もう一つの物語、絵本「絶交」は、がく君としゅんたろう君が絶交し、日に日に元気をなくすしゅんたろう君。絶交と宣言してから、心が揺れるがく君。
 このお話を聴いて、学童の子どもたちには、相手を思いやって、気持ちを伝えることの大切に気づいてくれればと思います。相手を包み込む大きな心を、子どもたち、そしてリーダーたちも持ちたいものです。
子どもたちは終始、ボランティアの方が語る物語、
一言一言にじっと聴き入り、紙芝居・絵本のイラストの世界に
浸っている様子でした。
 時に教訓や戒めで終わる物語でも、お友だちを大切にすること、物を大事にすること等、様々な気づきがあったことと思います。
 来月も読み聞かせの機会を6/18(水)に予定しています。
YMCA東とつか学童スタッフ 三宅(ショコラリーダー)