4月26日(土)三麦会主催の「竹の子ほり」に参加しました。今回訪れた「横溝屋敷」は、鶴見区内の横浜市指定文化財とされていて、茅ぶき屋根の歴史を感じさせる古民家です。生麦地域とは異なり、周囲に畑や竹林があり、子ども達は「同じ鶴見に、こんな場所があるんだね!」と驚いた様子でした。大きな鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいる中、子ども達は竹筒に足を乗せて歩くおもちゃで夢中になって遊んだり、古民家の中に入って探検ごっこをしていました。
いざ、横溝屋敷から少し歩いた竹林に竹の子ほりに出発!ほとんどの参加者が、竹の子を掘った経験がありませんでしたが、土の中から頭が出ているのを見つけると、自分の見つけた竹の子を傷つけないように軍手をはめた手で周りの土を丁寧に掘っていました。周りの根が硬かったり、根が深い竹の子は親子で力を合わせて掘り出していました。子どももお父さんも目をキラキラさせて、「掘れたぞー」と喜ぶ、誇らしげな姿が印象的でした。
竹の子を掘って、横溝屋敷に戻るとお母さん達が用意してくださった特製竹の子尽くしの昼食が待っていました。竹の子ご飯に、御釜で作った竹の子の味噌汁、煮物とどれもおいしく、中にはおかわりをしている子もいました。
今回、新一年生のご家族等、新たな参加者も加えられ、総勢99人もの参加者が集まり、賑やかな交わりの時となりました。子どもたちにとって、このような貴重な体験は、きっと大切な思い出として心に残るはずです。このようなイベントの企画、準備、運営に携わられている生麦のおやじ達、そしてそれを支えるお母さん、学校の先生たちの強いつながりを感じました。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋)