2014年4月28日月曜日

How can we protect ourselves? (災害から自分の身を守るには)

英語幼児園・YMCA Global Kindergarten校外学習のご報告
 4月24日(木)に、全日制英語幼児園・YMCA Global Kindergartenのカブクラス(年長児)が、横浜市民防災センターへ校外学習に出かけました。
 新年度が始まりました。年度初めの学習テーマとして、大切な自分の命を守ることを教室で学んでおり、学習の一環として今回の校外学習を実施しました。
新年長クラスにとっては、今回はみんなで電車に乗って出かける初めての体験となりました。横浜市営地下鉄で関内から3駅で目的地の横浜駅に着きました。駅を出て、徒歩10分ほどで横浜市民防災センターに到着です。センターの職員の方に元気よくごあいさつをして、その後、館内を案内していただきました。
 まず、「ちびまるこちゃん」の防災アニメを見ました。ちょっとした不注意から大変なことになってしまう火事の怖さを感じました。
次に、地震体験室へと移動しました。ここでは、関東大震災を模した地震を体験しました。食器棚の食器や、しっかりと壁や天井に止めつけていない本棚は飛び出したり、倒れたりしてしまいます。地震の時は、まず頭を守って、体を小さくすることを教えてもらいました。少し怖かったけれど、みんなしっかりと自分の身を守ることが出来そうです。
 地震体験の後は、2階の煙体験室と暗闇体験室へ行きました。煙は横へ進む速度より上へ進む速度の方が速いこと、上に向かった煙は天井にぶつかって壁沿いに下りてくること、そして煙を吸ってしまうと体が動かなくなったり、息がすえなくなったりしてしまうので、吸い込まないことが大事ということを教えてもらいました。煙をなるべく吸い込まないためにはハンカチ等で口と鼻をしっかりと塞ぐことが大事ですね。緑の非常灯を目印に、煙の部屋から全員で無事に脱出をすることが出来ました。
次の暗闇体験室では、壁と扉では叩いた時の音の高さが違うことを教えてもらいました。教えてもらったことをしっかり守って暗闇の部屋から無事に戻ってくることが出来ました。
 災害は、いつ訪れるかわかりません。その時にしっかりと落ち着いて自分の身を守るためには、日頃の練習の積み重ねが大切です。実際の大きな地震や煙、真っ暗闇を体験してみて、どんなことを感じたでしょうか。是非、ご家庭でもお話をしてみてはいかがでしょうか。
 さて、もうすぐ5月。子どもの日がもうすぐやって来ますね。クラスでは、鯉のぼりを作ったりする予定です。お楽しみに!
(中央YMCA 中村 礼子)