厚木YMCAの恒例行事となった体操発表会が3月2日(日)に行われました。YMCAの体操教室は、1つの技ができると合格し、ワッペンがもらえるというカリキュラムとなっております。しかし、この発表会では、自分たちが練習し、できるようになった技をつなぎ合わせ、ひとつの演技として発表をしてくれるため本来の器械体操競技と同じような発表形式となります。
みんな1月から発表会に向けた練習を積み重ね、良い緊張感の中、発表は行われました。
午前の3歳から小学2年生の「幼小器械体操クラス」では、小学校高学年と中学生のお兄さん、お姉さんがボランティアとして発表会のお手伝いをしていただきました。一緒に応援をしたり、トイレに連れて行ってくれたりと普段接する機会の少ないため、お互いとても良い経験となりました。
午後の小学生、中学生の「器械体操クラス」では、今年度で卒業の中学3年生のお友だち2名が「ただ上手な演技を見せることだけでなく、今まで支えてくれたすべての人に感謝する気持ちを持ちながら演技をする」と選手宣誓を立派に果たしてくれました。さすが、小学生、中学生の演技です。できる技が多くなり、よりキレのある演技を見せてくれました。
さらに、厚木YMCAのチアダンスクラスの「Candy Pink」のお友だちが可愛く、そしてかっこよく、みんなの応援をしてくれ、発表会に華を添えてくれました。
YMCAの体操クラスは、ただ体操の技術向上や運動能力を高めることだけに主眼を置いていません。選手宣誓で伝えてくれたように、支えてくれる人たちへの感謝、おともだちのことを応援し合い、励まし合えるようなグループ活動、難しい技にもあきらめない気持ち、あいさつをすることの大切さなど、人として成長し合えることも目的として掲げています。
今回の発表会では、子どもたちがその成長してくれた成果を十二分に発揮してくれ、私たちリーダーもとてもうれしい気持ちに満たされました。来年度も今年以上にYMCAの体操教室で共に頑張りあうお友だちが増え、さらに活気ある体操発表会が開催できるように取り組んでいきたいと思います。
厚木YMCA 永田一誠(いっせいリーダー)