クラフトは、デコパージュでかいわいく装飾したキャンドルとマグネット、フェルトで作ったハート型の小物入れ、紙で作ったミニミニ自由帳の3種類です。
販売の一週間前から製作にとりかかり、製作期間中は、みんなが机に向かい黙々と作業をしていて、いつになく新鮮な光景でした。ハート型の小物入れは、はじめは高学年の子が作るものとして用意していたのですが、作り方のコツを掴んだ子が周りの子に教え、また新たに一人作れるようになって…とプラスの連鎖が生まれていました。
自分の満足のいく作品ができると、「これ取り置きしたい!お母さんに買ってもらうんだ!」と嬉しそうに話す子もいました。
クッキーは、自分たちで好きな形に象って、そこにカラースプレーなどのトッピングでデコレーションしました。限られた時間内での作業となりましたが、毎月のクッキングで要領を得たのか、準備から片付けまでを協力しあってスムーズに行っていました。大量に焼きあがったクッキーは一つとして同じものはありません。一つ一つに想いと個性がぎっしりと詰まった素敵なクッキーができあがりました。
みんなが一生懸命作った作品を見て、フェアにお越しくださったお父さん、お母さんは、終始笑顔でした。一つでも多く売って少しでも多くの募金を被災地に届ける、募金をしてくださった方に感謝の気持ちを伝えることを意識して、フェア期間中、一丸となって売り子さんを務めあげたみんなに拍手!
3月6日~13日の一週間で40242円の募金が集まり、全額「東日本大震災支援金」として募金しました。震災から三年…「忘れないこと」「思い続けること」を誓って、八景学童の被災地支援フェアは幕を閉じました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷萌子)