2月に2回にわたって関東地方を襲った記録的な大雪は、各地に大きな被害をもたらしました。被害にあわれた方を想いつつ、かわさき保育園の雪の日の様子をお伝えします。
今回の雪は週末だったこともあり、登園時に雪が降って大変!ということはあまりありませんでした。それどころか、子どもたちはめったに見られない雪を大いに楽しんだようです。
幼児クラス(3歳児と4歳児)は近所の公園に出かけて行って、かまくら作りに挑戦です。雪を一生懸命山にして、ほら穴を掘ります。途中大人の力を借りながら、というよりは大人を手伝いながら、みんなで力を合わせて作ります。こうしてかまくらが出来上がると、みんなで入ってみます、と言っても4歳児は1人ずつしか入れませんでしたが…。でも、「雪なのにあったかい!」と、子どもたちには新たな発見があったようです。また、段ボールを使ってそり遊びも楽しみました。
2歳児クラスのみんなは、園庭に積もった雪にスコップやバケツ、ペットボトルをもって挑戦します。スコップで雪をすくってペットボトルに入れてみたり、雪だるまを作ってみたり…。雪が少ない川崎ではなかなかできない遊びです。大人をまねて雪かきをしてみたり、ペットボトルに雪を集めてみたり、みんな思い思いに楽しみます。そして、力を合わせて雪だるま作り!完成した時の子どもたちの得意そうな顔、見てください!
0歳児クラスのみんなも園庭に出て、みんなで雪の感触を楽しみました。雪を洗面器に入れてもらって、シャベルでぐしゃぐしゃひっかいたり、手元のお皿に入れてみたり、手に取ってみた子は、その冷たさにもびっくりしたようです。とっても不思議な感触をみんなで味わっていました。
大人になると雨の日や雪の日は、それだけで辟易して外出をためらったりしてしまいがち。雪の中を元気に遊ぶ子供たちが、とてもまぶしく見えました。
(かわさき保育園 小原潤一郎)