2014年2月3日月曜日

おぐらば~ばのお話

YMCAとつか乳児保育園 保育活動のご報告
 とつか保育園・乳児保育園には今までいろいろな方が関わり、保育を支えてくださってきました。その中の1人に小倉先生(通称“おぐらば~ば”)がいます。小倉先生は長年保育に携わり、特にダウン症の子どもたちの保育などには力を入れておられて、多くの子ども、保護者の力となってこられました。
 今は引退されましたが、時々ふらっと乳児保育園に遊びにきてくださいます。小倉先生の特技は腹話術!先日も子どもたちの前で披露していただきました。「♪はーちゃんはね、はーちゃんていうんだ、ほんとはね…」という“♪さっちゃん”のうたの替え歌から始まります。お人形の名前はもちろん、はーちゃん。小倉先生とはーちゃんのやりとりに、子どもたちは夢中です。○小「はーちゃん、ありがとうって言葉はとても大事よね。何かしてもらったらありがとうって言うわよね」○は「うん、ありがとう」

○小「それからお祈りは神様とのお話だから、○○してくださいっていうお願いだけではなく、ありがとうっていう気持ちを伝えていくのも大切なのよね。」○は「うん!」○小「神様いつも見ていてくださり、ありがとう。ってね」とたくさんの“ありがとう”についてのお話しがありました。終わった後、小倉先生から「何か質問はありますか?」と聞かれ、みんなきょとん。う~ん、難しいかなあ…と思っていると2歳児の男の子が「はいっ!」と手を挙げてしばらく沈黙。よく考えた後に「きてくれてありがとう」とひとこと言ってくれました。そのひとことにジーンとし、小倉先生からの神様のメッセージが子どもたちの心に響いた瞬間を感じました。帰りに小倉先生に「またくださいね。」と伝えると、「神様みたいな子どもたちだから、元気をもらえるわ。是非、また来させてくださいね。」と言っていただけました。たくさんの人に愛されている子どもたちは、本当に幸せで、愛されているということを実感しながら育っていって欲しいと感じました。           
おまけ・・・1月7日に七草粥が給食のメニューで出ました。無病息災を祈って子どもたちと美味しくいただきました。
(とつか乳児保育園 前田桂子)