1月18日(土)~19(日)で、横浜北YMCAアウトドアクラブは1月の活動として「日の出ハイク」を行いました。日頃の活動とは異なり、土曜日の午後にみんなで集合し、横須賀にあります横須賀YMCAに向かいます。
横須賀到着後、まずはみんなでお財布と電卓を持って明日の朝食の買い出しです。決められた金額の中で、人数と自分達が食べたいもの、そして金額を確認しながらグループごとに買い物をしました。
なかなかグループの意見が合わず、やっと意見が一致したのに金額をオーバーしてしまったりと、どのグループも苦労していましたが、何とか時間内に明日の朝食を確保することができました。
その後、横須賀YMCAの近くにあるファミリーレストランのご厚意で、みんなで夕食を食べました。アウトドアクラブの活動中の食事でファミリーレストランを利用することなどこれまでなかったため、子ども達も大喜びで、おいしくいただきました。
横須賀YMCAに戻った後は、明日の朝が早いため、早々に就寝準備を行い、寝袋の中にもぐりこみましたが、時間が早いのと明日の期待から、なかなか寝付けない子もいたようです。
午前4時。まだまだ外は真っ暗で、眠そうにしている子も多い中、みんなで協力しながら寝袋をたたんだり、温かいお茶を水筒に入れたりしていよいよ日の出を見るため久里浜の海岸を目指して出発です。
真っ暗な夜道と厳しい寒さの中で、気分も沈みがちになってしまいそうですが、仲間やリーダー達と一緒なら平気です。辺りはまだ寝静まっているので大きな声でおしゃべりすることはできませんが、隣や前後を歩くリーダーやお友達とお話ししながらがんばって歩きました。
横須賀YMCAを出発して約1時間30分、子ども達は不満も愚痴も言わずに歩き続け、ようやく久里浜の海岸に到着です。
少しずつ空が明るくなっていく中、寒さをしのぐためにみんなでラジオ体操やゲームをしながら日の出を待ちました。
そしてついに日の出!
「綺麗!」「スゲ~!」と子ども達の口から思わず素直な感想が漏れ、寒さにくじけそうになっていたリーダー達もやってよかったと心から思いました。
厳しい寒さと徒歩での長距離移動で、子ども達にとってはつらい活動であったかもしれませんが、それらに耐えながらがんばった「ご褒美」をしっかりもらえたような活動となりました。
(横浜北YMCA 阿部正伴)