1月の学童テーマは「和の文化体験」ということで、学童では昔遊びを体験しています。種類は、けん玉・お手玉・こま・おはじき・あやとりの5種類です。これらの5種類の中から好きなものを選び、検定合格を目指して、練習に励んでいます。
【けん玉】
10月のクラブ発表会での大道芸クラブから使用していた人気の高いけん玉。すでに大皿、中皿、交互に玉を乗せる「もしかめ」を何十回もできてしまうお友だちもいます。そこで、さらに技の種類を増やしてほしいと少し難易度の高い技も検定に盛り込みました。経験者はもちろんのこと、ほとんどやったことのないお友だちも挑戦しています。
【お手玉】
こちらもクラブ発表会での大道芸クラブから使用しています。ただ3個回しは難しく、少し取り組みにくいようでしたが、お手玉の数を減らすことで取り組みやすい技も増え、人気が出てきました。特に「けん玉もしかめ」ならぬ手のひらと甲の交互で受ける「お手玉もしかめ」の習得を目指すお友だちが多くみられます。
【こま】
1月より新たに増えた昔遊びです。こまを回すのはみんなにとって憧れのようで、はりきって取り組むお友だちが多くいました。最初のうちは、なかなかこまが回らず、悪戦苦闘していたお友だちも、リーダーやお友だちから、回し方のポイントを教えてもらい、コツをつかんでからは、みるみるうちに上達しこまを回せるまでになっています。
【おはじき】
男の子たちに人気のあるおはじき。検定ではいかに狭い幅を通り抜けることができるのかがポイントです。ただ、はじくだけでは単純なので、子どもたちの間で工夫し、お友だちとゲーム感覚で正確にはじけるように練習しています。
【あやとり】
男女問わず人気のあやとり。得意なお友だちも始めてやるお友だちも、一つの技ができるようになると嬉しいようで「次の技やりたい!」と果敢に挑戦しています。検定以外の技や二人あやとりをお友だちと楽しむ姿もあり、あやとりを通じて、お友だちとのコミュニケーションが広がっています。
練習時間だけではなく、自由遊びの時間にも練習しているお友だちが多く、昔遊びの人気の高さが伺えます。また、日本には昔からこんなに面白い遊びがあったんだ!と日本文化の素晴らしに気づく良い機会となっています。
(金沢八景YMCA学童クラブ 岡本美樹)