1月の聖句
おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられていく。
(エフェソの信徒への手紙 4:10)
12月7日(土)の「ホサナクリスマス会」には、多くのご家族の皆さまにもご参加いただき、イエスの誕生を祝うことができました。皆さまとお祝いすることができ、とてもうれしいです。指折り数えていたクリスマスを過ぎればまもなく2013年も終わります。新しい年を迎える節目に、今年を振り返ると、様々なできごとが思い出されます。今年も神さまへの感謝のうちにすごすことができました。
すくすくと伸びていく子どもたち。みんなが違っている存在です。ひとりひとりが違うということはとても素敵なことです。ところが大人でさえもそうですが、子ども達もひとりひとり違うということの素晴らしさや素敵さになかなか気がつくことはできません。みんなが自分にできることを少しずつ出し合って、わかち合えたら素敵です。自分のできることや才能をみんなのために用いることができたら素晴らしいです。神さまはそうしようとするわたしたちを見守り、励まし、導いてくださっています。
アメリカの神学者ラインホールド・ニーバー(1892-1971)の詩をひとつ紹介します。
「置かれたところで咲く」
神が置いてくださったところで咲きなさい。
仕方ないとあきらめてではなく、「咲く」のです。
「咲く」ということは、
自分がしあわせに生き、
他人もしあわせにすることです。
「咲く」ということは、
周囲の人々に、あなたの笑顔が
私はしあわせなのだということを、
示して生きることなのです。
神がここに置いてくださった。
それは素晴らしいことであり、
ありがたいことだと、
あなたのすべてが、語っていることなのです。
置かれているところで精一杯咲くと、
それがいつしか花を美しくするのです。
神が置いてくださったところで咲きなさい。
2013年は、ホサナを支えてくださり、本当にありがとうございました。新しい年も、子どもたちが神さまに愛されながら、平和のうちに健やかに成長することをお祈りしています。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 野澤ひらく)