12/27(金)、年内最後の日に、みんなで年越しうどんを作る事にしました。
まずは前日に発砲スチロールの丼にペンで模様を描き、オリジナルの丼作りをすることに!「○○先生のもいるかなー?」と子ども達から声が上がり、保育者にもかわいい丼を作ってくれる子もいました。
当日の朝、保育者が粉の入った袋に塩水を入れると、何が始まるのかな~と興味を持ってよく見ていた子どもたち。まずはその袋をみんなで手でモミモミしました。「なんか気持ちいいね~」と感触を楽しむ姿が見られました。ある程度かたまりが出来てくると、その後はみんなの好きな音楽をかけながら足を動かす、うどん踏みタイムの始まりです。リズムに合わせて足を動かしとっても上手に踏めていましたよ。袋の中を見てみると、うどんの種がツルツルになっていました!「うどんは寝かせるとおいしくなるんだよ」と話をして、給食室に持って行き「おやすみー、たくさん寝てね」と言って一度お別れする事にしました。
その後、そらぐみ(2歳児)は年末の大掃除をしました。春から使ってきたお部屋とおもちゃにありがとうという気持ちでキレイにしよう、と話をし、1人に1枚ずつぞうきんを渡すと、やる気満々の子どもたち!まずはおもちゃからキレイにする事にしました。手際良く無言で集中して拭く姿が見られ、その真面目な姿に驚かされました。みるみるおもちゃがピカピカになり、「他にお部屋で汚れている所はあるかな?」と保育者が言うと、お人形のベットの下や絵本の下、ピアノや窓のサッシまで・・・毎日このお部屋で遊んでいるだけあり、細かい所までよく分かっていて、さすがの姿でした!最後はみんなで床のぞうきんがけをしました。おしりを上げて力いっぱい前に進んでいましたよ。お友だちと一緒に何人かで「せーの!」で進むのも楽しかったようです。「もう汚れている所はないかな?」と最後はみんなで確認し、キレイになった部屋に満足そうな子どもたちでした。夏の終わりにプールの掃除をお願いした時より、とっても上手になっていましたよ。おもちゃや部屋を自分できれいにする事によって、物を大切にする心が育っていくといいなと思います。
この日の昼ごはんは、みんながとても楽しみにしているお弁当でした!普段の昼食は給食なのですが、月に一度お家の方にお弁当を用意していただくお弁当の日があり、前日からおかずのリクエストをしたり、朝から「お弁当まだ?」と子どもたちは一日中楽しみにしているのです。そしてあっという間に食べてしまうのです!
この日ほしぐみ(1歳児)がお弁当を食べていると、ひかりぐみ(0歳児)を連れた園長先生がみんなのお弁当を見にきました。「ひかりぐみさんも、おいしそうだな~って見てるのかも・・・」と声をかけられると、大事な大事なお弁当の中のいちごを差し出す姿も見られました。保育者も手作りお弁当を持ってきて一緒に食べていると、何が入っているのか、中身に興味津々の子もいました!
そしてお昼寝明けのおやつの時間に、待ちに待ったうどんを食べる事に。保育者がみんなの前で生地を伸ばし包丁で切ると、「がんばれ~」と声援を送っていた子どもたち。かなりコシが強いうどんでしたが、自分たちで作った物の味は格別!みんなよく噛んで食べ、おかわりもたくさんしていましたよ。
簡単なお手伝いを通し、年末ならではの経験を喜び楽しむ姿が見られた1日となりました。新しい年も元気に楽しく過ごしていきたいと思っています。
(とつか乳児保育園 多田もとみ)