クリスマスといえば!トナカイに乗ったサンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれる…そんな楽しいクリスマスを想像しがちですが、イエスキリストの生誕を祝う日でもあります。学童では、12月のテーマを「聖なるクリスマス」とし、クリスマスの本当の意味とは何かを考えるため、学童では初の試みとしてクリスマスページェントに挑戦します。
まずは練習を開始する前に、キリスト生誕の物語を読み聞かせしました。すでに知っているよとの声も聞かれ、子どもたちの中で少しずつクリスマス=キリストの生誕というイメージが出来上がっているようでした。劇の内容のイメージが膨らんだところで、「ページェントの劇に出る人」、「小道具、背景の制作」、「ハンドベル演奏」の3チームに分かれて12月の頭から練習、作業に取り組んでいます。
【ページェント】
台本のセリフを読み合わせるところからスタート!ただ台本のセリフを覚えるだけではなく、話の流れを頭の中に入れていく作業は大変そうでしたが、繰り返し練習していくうちにお友だちのセリフまでスラスラ言えるようになっていました。今は動きを加えた全体の流れをみんなで確認しています。
【ハンドベル】
「あらののはてに」「あめにはさかえ」の2曲を練習しています。高学年を中心にハンドベル経験者が集まったので、曲を覚えてからの飲み込みが早く、すぐにみんなで合わせて演奏する姿にさすが高学年!と感心させられました。
【制作】
博士がキリストに捧げる「黄金」「乳香」「没薬」や飼い葉桶などの小道具の制作から、シーンの背景の制作を手がけました。三博士の捧げ物はイメージが湧きやすいよう制作前に「乳香」「没薬」の実物の香りを嗅ぎ想像を膨らませました。すべて一から作り上げる作業は大変でしたが、制作チーム以外のお友だちやリーダーの力を借りながら頑張って仕上げました。
本番まであとわずか!当日はみんなで心を一つにして、イエスキリストの生誕をお祝いしたいと思います。
(金沢八景YMCA学童クラブ 岡本美樹)