今年一番の冷え込みになるといわれた1月10日、園庭でおもちつきをしました。
前夜にはぱらぱらと小雪が舞い、天気も心配でしたが、当日は見事な冬晴れ、ただしとても冷たい風の吹く中でのおもちつきとなりました。
おもちつきの前には、赤ちゃんから年長児までみんな一緒に朝の会。
毎年恒例、♪「春の海」にのせて鏡餅に扮したリーダーが登場すると子どもたちは大笑い!はじめは「おもちのきもち」(かがくいひろし作)という絵本を楽しみました。
飾っていた鏡餅が逃げ出して・・・という予想もしない展開に、子どもたちも興味津々でじっくり見入ったり、笑ったり。今まで考えもしなかった「おもちのきもち」に触れました。
続いて、昨年好評だった福笑いをリニューアル!小さい子どもたちにも楽しめるように、アンパンマンの福笑いを作りました。やってみたい!と手を挙げた8名の子どもたちが順番に目隠しをして、まゆげ、目、鼻、口、頬・・と大きなアンパンマンの顔に貼っていきます。
見ている子どもたちは「みぎ!みぎ!もっとした!!」と口々に伝え、もう何を言われているのか分からないくらいの賑やかさ!!そのうち「みーぎ!みーぎ!みーぎ!」と声を合わせたコールに変わり、それを頼りにそれぞれのパーツが付けられていきました。
出来上がったアンパンマンのなんともいえない表情にまたまたみんな大笑い!何度やっても面白い福笑いです。
朝の会の後は、園庭に出ていよいよおもちつきの始まりです。
まずは小さいクラスの子どもたちから・・・。0,1歳児の子どもたちは初めて見る臼と杵にびっくりしながらも、保育士と一緒にもつと“じぶんでやってみる!”というようにはりきって杵を持ち、ペタペタとついてみる姿が見られました。
2歳児クラスの子どもたちは待ってました!とばかりに勢いよく杵を振り上げ、ペタンペタン!頑張っておもちをついた後は、つきたてのおもちをしょうゆときなこの2種類で味付けして食べました。お正月にたくさん食べたからなのか、もぐもぐ良く噛んで上手に食べていました!「おいしい!」というのも忘れ、黙々と食べる子どもたちでした。
続いて3~5歳児の子どもたちと交代です。
今度は蒸かしたもち米からのスタート!まずはご飯のようになったもち米をちょっとずつ試食。噛んでおもちになるかな?と口の中でのおもちつきに挑戦していました。
おもちつきが始まるとみんなで心を合わせて「よいしょーっ!よいしょーっ!!」の掛け声。ペッタン!ペッタン!という音も小さいクラスよりも力強く聞こえました。久しぶりに持った杵に「意外と重かった!」という感想も・・・。一生懸命ついたり、お友達の応援をしたりですっかり体もぽかぽか温まった様子の子どもたちでした。
もちろん、ついたおもちはお昼においしく食べました!
またひとつ大きくなった、来年のおもちつきも楽しみですね。
(YMCA山手台保育園アルク 織原信枝)