2013年9月26日木曜日

ECOについて考えよう

金沢八景YMCA学童クラブ・環境プログラムのご報告
 9月は「ECOについて考えよう」をテーマにプログラムを行っています。その様子をご紹介します。
【ECOってなぁに?】
 エコという言葉は聞いたことがあるけれど、それがどのような意味か分からないというお友だちが多いことから、エコについて学びの場を与えるプログラムを行いました。『ECOってなぁに?』では、ECOについての説明に加え、どうしてエコに取り組まなければならないのかを環境問題のクイズを交えながら学びました。30分ほどのお話になりましたが、皆真剣に聞き、質問を投げかけていました。その後は、「レジ袋を使わない」「トイレの便座を閉める」など自分たちで取り組めるエコを考え、みんなでECOシートを記入しました。
【ECOを実践しよう】
 『ECOってなぁに?』の時間で記入したECOシートをもとに、1週間をECO週間とし、各自でエコに取り組みました。「お家の冷蔵庫を開けたらすぐに閉めたよ」、「エアコンの温度を1℃上げたよ」などエコへの意識が高まっている様子が見られました。1週間かけて多くエコに取り組めたお友だちには、表彰式にて賞状が送られました。
【ECOフィールドワーク】
 ECO週間を終えエコに取り組む姿勢が高まってきたところで、活動範囲を地域へと広げ、学童周辺のゴミ拾いを実践しました。燃えるゴミ、プラスチック、ビン・缶に袋を分け、自分たちでゴミを分別しながら拾っていきました。落ちているゴミの種類にタバコのゴミが非常に多いのを見て、「ポイ捨てしたら良くないよね」など、ゴミ拾いをしたからこそ感じることのできた発言が見られました。また地域の方々にも「ゴミ拾いしているなんて感心だね」、「頑張ってね」と声を掛けていただき、子どもたちのやる気もますます上がっていきました。ゴミ拾いを終える頃には、「ゴミ拾いって意外と楽しいね」と言うお友だちがたくさんいました。この活動をきっかけにエコへの理解を深め、また誰かのために活動するやりがいを感じてもらえればと思います。
(金沢八景YMCA学童クラブ 岡本美樹)