8月30日(金)猛暑の中、引渡し訓練が行われました。午前中は津波警報が発令された設定で、保育園となりのマンションの非常階段を7階まで登りました。(昨年は5階まででした。)
幼児クラスの子どもたちは自分の足でしっかりのぼり、乳児クラスの子どもたちは給食室、事務所のスタッフも総動員で背負ったり、抱っこしたり、手を引いて発令から10分後には全園児・職員無事に避難できました。
また、当日の給食は保存食体験のメニュー。先生が代表で「水さえあれば出来るアルファー米」でわかめご飯作りに挑戦。子どもたちは真剣に見守ります。
午後はいよいよ広域避難場所の小学校へ一斉避難。じりじり照りつける炎天下での移動なので、暑さ対策を十分にとりました。水筒持参の幼児クラスのこどもたちは信号待ちなどのタイミングで水分補給。乳児クラスの子どもたちは出発前にお茶を飲み、保冷剤入りのバンダナを首や身体につけていきました。誰一人具合悪くならず、小学校まで避難できました。
おやつ(乾パン・金平糖・麦茶)を食べながらお迎えを待ちます。保護者の方の姿がみえると、とても安心したような、嬉しそうな顔の子どもたちが印象的でした。毎年残暑厳しい時期に、保護者の皆さんにも協力していただいて、有意義な学びの1日を過ごせたことに感謝いたします。
(東かながわ保育園 岩間陽子)