2013年8月21日水曜日

真剣に保育体験に取り組む子どもたち

YMCAあつぎ保育園ホサナ保育士体験のご報告
 YMCAあつぎ保育園ホサナとあゆの学校(学童保育)は同じ建物の中の4階、7階にあります。そうした立地条件からお互いの行事に招待しあったりして、ときどき一緒に遊んだりしています
 数年前から 小学校5~6年生(希望者)を対象に保育士体験を始めました。前もって 保育実習生と同じように事前オリエンテーションを行います。「保育士体験はお仕事の体験なので、遊びではありません。真剣に取り組んでくださいね」と話しています。
 そして、2日間、9時から12時すぎまで 保育室に入って「○○リーダー」と呼ばれ、保育士体験をします。
 玄関から入ってくる時には神妙な顔つきです。小さな子どもたちがくっついてくると初めのうちは緊張して固まっていますが、だんだんに慣れてきて「何をすればいいですか?」と自分から質問して一生懸命動く子もいます。2日間終わると「楽しかった!もっと来たい」という子もいますが、「疲れた~」とヘトヘトに消耗している子も。
 卒園した子が来る時もあるので、受け入れる私たちも 「まぁ‥こんなに立派になっちゃって‥」とか「小さい時と変わらないねぇ」なんて思いながら 保育士の私たちはニコニコすることや、保育園の子どもたちは お兄さん、お姉さんが遊んでくれるのを楽しみしています。
 小学生のうちから 仕事を体験することを通して、きちんと挨拶すること、小さい子どもの対応の仕方を知ることなど、意識してもらえると嬉しいなと思っています。 
 (YMCAあつぎ保育園ホサナ 中野恵子)