2013年8月10日土曜日

聖書のことばで1日が始まる朝祷会

横須賀YMCA聖書学習会のご報告

 7月27日(土)午前8時から9時の時間帯で、第14回横須賀朝祷会が行われました。日本基督教団横須賀第一キリストの教会の横溝健正牧師の司会で、プロテスタントやカトリックなど宗派の壁を越えて、14名の方が聖書のことばに耳を傾け、祈り、交流を深めました。
 今回は『マルコによる福音書』6章6節から13節までの『旅には杖1本で』という箇所を読み、上町教会の宮澤恵樹牧師により奨励をいただきました。
この聖書の箇所には、『旅には杖1本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、ただ履物は履くように。どこでもある家に入ったら、その土地から旅立つ時まで、その家にとどまりなさい。』というイエスの教えが記載されています。
 私たちは旅行へ行く時は、異なる土地でも生活に不自由がないように、様々な持ち物を準備して出かけますが、そのような持ち物に頼らず、その土地に生きる住人とのコミュニケーションを大切にし、多くの人の支えによって自分が生きていることを実感し、その支えに対する感謝をすることが大切である、ということを話してくださいました。それは自分一人だけでは判断せず、神様の教えや、聖書の言葉を頼りに旅をするべきであること、そしてこの聖書の箇所で表されている「杖」は信仰の支えである、ということなどを教えていただきました。この話は、旅行に限らず普段の生活の中でも、職場の中での働きの上でも共通する点があり、参加者一人ひとりの心に深く沁みわたっていったようです。
最後に、奨励、朝祈会、福音宣教、家族・親族の救い、病と闘っている友に対して、皆で互いに祈り合う時間を持ちました。
 この夏の時期に早朝ラジオ体操があるように、聖書のことばを聞き、祈りを捧げて1日を始めるということは、心もリフレッシュされ、1日平和な気持ちで過ごせられるような気になります。
 どうぞ、お時間の作れる方、聖書の教えに興味のある方は、毎月最終土曜日の午前8時に横須賀YMCAまで足を運んでみてはいかがでしょうか?
(横須賀YMCA 佐々木美智)