生麦地域ケアプラザでは、月に二回ベビーマッサージを行っており、いつも大勢のママとベビーにご参加いただいています。7月最後の日曜日は、パパもケアプラザに来て、ご家族で過ごしていただくために、「パパのベビーマッサージ」を実施いたしました。
普段は仕事に忙しく、ママと比べて我が子と接する機会が少ないパパ達の緊張をほぐすために、まずは手遊びからスタート。部屋には、パパ達の低音の歌声が響き渡り、いつもとは少し違った雰囲気でした。当初は、ママから引き離されて泣いていたベビー達も、パパの声に耳を澄ませて、気持ちよさそうな様子でした。そのようなべビーとパパの微笑ましい様子を、ママはカメラにおさめたり、ハンドマッサージを受けたりして、束の間の休息タイムを過ごされていました。
パパのベビーマッサージが終わると、初めての試みとなる「ママからパパへ育児に関する○×クイズ」を行いました。ママからの問いの中には、「今日、夜泣きした回数が分かりますか」や、「かかりつけの医者を知っていますか」など、パパにとっては少しドキドキさせられるような質問もあり、盛り上がりました。中には、現在のお子さんの身長と体重を正確に言い当てるパパや、離乳食の好き嫌いを把握しているパパもいて、育メンっぷりが発揮されていました。
クイズを楽しんだ後は、ママもパパもベビーもみんなでランチ会を行いました。和気あいあいとした雰囲気の中で、ママ友ならぬ‘パパ友’の輪も新たに作られました。食後のデザートには、パパが愛を込めて削ったかき氷を食べて、涼むことが出来ました。マッサージを通してパパとベビーの距離がより一層近まり、ご家族揃って豊かな交わりができたことに感謝します。
(横浜市生麦地域ケアプラザ 雪嶋星良)