2013年8月3日土曜日

みんなでつくった夕涼み会

金沢八景YMCA学童クラブ・夕涼み会のご報告
 7月11日のブログでご紹介した「夕涼み会」が、7月24日に行われました。
今回は、企画発表会後の準備から当日までの様子をご報告いたします。
【おばけ的当て】
 ダンボールにおばけの絵を描いて的を作りました。単に的を作るだけではなく、よりゲームを面白くするために、どうすれば的が倒れやすくなるかをリーダーのアドバイスを受けながら、工夫を凝らして作っていきました。
当日は、的が倒れなかった子にハンデをつけて、倒れた風にさりげなく倒してあげたり、3回までのところを回数を増やして投げさせてあげたりと柔軟にルールを変更して、楽しませてあげる姿が印象的でした。

【買い物ごっこ】
 お店の商品として、折り紙で折った作品やビーズアクセサリー、さらには布を縫い合わせて作った枕や巾着袋など非常にクオリティーの高い商品を仕上げました。また品数も豊富に揃え、保育園のお友だちに行き渡るように人数分以上の個数を準備しました。
がんばった甲斐もあり、当日お店は大盛況!保育園のお友だちの、商品をもらって喜んでいる姿がたくさん見られました。
【ペットボトル釣り】
 割り箸と凧糸で釣竿を作り、釣竿の先とペットボトルの底に磁石を貼り付け釣り上げるゲームを作りました。ペットボトルに点数を書き、制限時間内にできるだけ多くの点数を獲得します。年齢によってハンデを設けるなど、保育園のお友だちへの気遣いが見られました。
当日は、担当のメンバーで上手に役割分担をし、保育園のお友だちの目線に合わせて話しかけたり、ゆらゆら揺れる釣り竿を一緒に持ってあげるなどのサポートをしながら楽しませていました。
【ボウリング】
 ペットボトルをカラフルに装飾したものをボウリングのピンに見立て、ボールを転がしてピンを倒します。低学年の多いグループでしたが、上級生を中心に、各自が役割を持ち準備から本番までしっかりとこなすことができました。当日は「ボウリング楽しいよ」と優しく声をかけている姿や荷物を持ってあげる姿、自分の役割を一所懸命こなそうとする姿が見られました。
【もぐらたたき】
 ダンボールでもぐらたたきの土台を作り、L字に繋げた割り箸の先にもぐらをつけ、ダンボールの横に穴を開け、そこからもぐらを上下できるようにしました。制作途中、もぐらが大きすぎて穴から上手く出なかったり、ダンボールの強度が弱く、何度も作り直す場面がありましたが、諦めずにグループ全員で最後まで仕上げました。
当日は、決して手を止めることなく保育園のお友だちを楽しませるために各自が一所懸命役割をこなしました。
どのグループも準備期間前から計画的に準備をし、十分に準備が整った状態で本番を迎えることができました。夕涼み会の中で、保育園のお友だちに親切に教えてあげる姿や、優しく声をかけてあげる姿など、普段以上に頼もしいお兄さん、お姉さんの姿がたくさん見られました。“思いやる心”がみんなの中にあふれた温かい時間となりました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 岡本美樹)