6月8日(土)鎌倉市福祉センターにて、鎌倉YMCAが事務局を担っています、鎌倉車いすと共に歩む会の「30周年記念感謝の集い」を実施いたしました。
鎌倉車いすと共に歩む会は、32年前、まだバリアフリーが叫ばれていなかったときに、鎌倉YMCAで活動していた方々が観光地である鎌倉市を車いすの方々にも安心して楽しんでもらおうと、「鎌倉福祉マップを作る会」を立ち上げ、当時としては先駆的な試みである「鎌倉車いすガイドブック」を刊行しました。その2年後の6月に「鎌倉車いすと共に歩む会」が誕生しました。以来、30年障がい者も健常者も共に歩んでいく活動を続けてきました。
感謝会では、会員でもある鎌倉市長をはじめ、多くの方から感謝のメッセージ、30周年を振り返る、映像などみました。プログラムでは、鎌倉ハンドベル・クワイヤ―のハンドベル演奏、童話合唱と感謝会に参加したみなさんと楽しく過ごすことができました。
また、鎌倉YMCAでは、この機会に、東日本大震災の復興支援の一環で、岩手県宮古の物産、北海道の豆を仕入れて、販売を行いました。約1万円の募金を集めることができました。
「鎌倉車いすと共に歩む会」では、これまでの30年を振り返りながら、次の30年に向けて、会の皆様と共に歩んでまいりたいと思います。
(鎌倉YMCA 添谷 憲一)