生麦地域ケアプラザで、「男のパン教室」を行いました。当日は、普段なかなか見ることのできないエプロン姿の男性が揃っていました。生麦にお住まいの優しい先生に教えていただき、全粒粉を使ったプチパンドカンパーニュ(小さな田舎風パン)と、ハムと春キャベツのチーズクリームスープを作りました。
パンを作り始めた当初は、生地が手にくっつくと苦戦されていましたが、生地をこねていく内に、次第に自分のパンに愛着が湧いてきたようで、おいしいパンを作るぞという意気込みが伝わってきました。時短でできる手ごねのパンということで、キッチンに立つ機会が少なく、ましてやパン作りなんて初めてという男性も、簡単に作ることができたようです。パンが焼けるまでの間に、簡単にできるスープも好評で、「これなら俺も家で作れそう」という声があがっていました。
今回のパン教室では、ベビーマッサージに来ている新米パパから、ご年配の地元の魚屋さんまで、生麦にお住いの幅広い世代の男性が集まり、和気あいあいとした雰囲気で過ごされていました。「ぜひまた一緒に料理をしましょう」とお互いに声を掛け合って、帰られていく姿に心が温まりました。次回は、7月に地域の方なら老若男女どなたでもご参加いただけるパン教室を企画中です。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋)