2013年1月25日金曜日

20人がミャンマーを訪れてボランティア活動

横浜YMCAミャンマー・ボランティアの旅のご報告

 ミャンマーの医療体制が十分でない地域で医療、公衆衛生、交流活動を行う「横浜YMCAミャンマー・ボランティアの旅」が、2012年12月25日から2013年1月2日まで実施され、20人のボランティアが参加して活動を行いました。
横浜YMCAでは1992年から20年間にわたり、医療、保健衛生、農業、教育などの領域で活躍するボランティアグループを年末年始の時期にミャンマーに派遣し、現地のYMCAと協働して農村部で巡回診療、公衆衛生、交流活動を展開しています。当初は中部のイエジン村を中心に活動を行っていましたが、2008年からはサイクロン・ナルギスの被害を受けたデルタ地域を中心に活動を行っています。
 18回目となった今年の旅には、医師、作業療法士、看護師、管理栄養士、社会人、大学生など20人が参加して、サイクロンにより被災したパテイン地域にある3つの村で巡回診療、保健衛生指導、交流活動を行いました。現地では、医療チームと交流チームに分かれて活動を行い、医療チームはパテインYMCAの医療団と協力して内科、歯科、作業療法の診療を行い654人が受診しました。また交流チームは同YMCAのユースリーダーと協力して主に子どもたちを対象に手洗い、歯磨き、うがいの公衆衛生の指導や折り紙、書道などの日本文化の紹介を行い約800人が参加しました。一行はまたサイクロンで親を失った子どもたちが生活をしているサイクロン・ナルギス被災孤児院を訪れて、子どもたちと交流しました。

今回の旅には、神奈川新聞社記者の菱倉昌二さんが同行し、取材を行いました。
その連載記事「ミャンマー再訪~被災地ケアリングの旅」が、1月25日から7回の予定で、神奈川新聞に連載が始まりました。        

*神奈川新聞のfacebook
 https://www.facebook.com/kanagawa.0120.446.709
 (広報センター 高具雄一)