「YMCA三陸エコプランター花プロジェクトチューリップの花を、たかつ保育園からも被災地に届けたい。」
東日本大震災発生以降、横浜YMCAは様々な形で被災地への支援を行ってきました。その一環として被災地へチューリップの球根を送って、春には色とりどりの綺麗な花を咲かせてもらおうという「南三陸エコプランター花プロジェクト」もそのうちのひとつです。
昨年は、園児一人にひとつずつ球根を植えて育てました。ある組のチューリップは園庭やバルコニーを明るく飾り、卒園児はチューリップの苗を持って卒園していきました。寒く冷たかった冬の季節終わりを告げ、チューリップは保育園にも春を呼び寄せてくれました。
今年はご家庭でもご一緒に春の訪れを感じてもらいたいと願い、またより多くの皆さんに活動を紹介してご協力いただき、より多くの被災者の元にも春を届けたいと思います。
皆さまにご協力いただいた球根1パック15個につき1個が、盛岡YMCA宮古ボランティアセンターを通して現地の幼稚園や保育園、仮設住宅にお住まいの皆さんに届けられます。チューリップを育てるために、お部屋の中から出てくること、そして顔を合わせる中でコミュニケーションが生まれ地域が活性化することを期待するプロジェクトです。チューリップの花言葉は「愛」と言います。皆さまからの愛を被災地に届けるご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
(YMCAたかつ保育園 野澤ひらく)