横浜北YMCAのアウトドアキッズクラブ9月の活動は、9月15日(土)~17日(月)の2泊3日で三浦ふれあいの村に行きました。夏休みは終わったものの、暑い日が続いているため、まだまだ海遊びには充分です。
1日目は到着後にグループに分かれて村内の散策を行いました。ふれあいの村の地図を片手に、展望台や野外炊事場、海までの経路などを確認して歩きました。
夕食は野外炊事でピザ作りに挑戦です。生地作りでは指にこびりついてくる生地に悪戦苦闘していましたが、何とかどのグループも生地作りに成功しました。トッピングでは色合いやデザイン重視の子や、「質より量!」の子など、それぞれの個性がしっかりピザに表れ、見ているだけでとても楽しめました。
2日目はいよいよ待ちに待った海遊びです。午前中は海岸線の潮だまりで自然観察をし、カニやヤドカリを探している内に中にはウニを見つける子もいました。
午後はシーカヤックで沖に漕ぎ出す予定だったのですが、台風の影響で幾分波が高いためになかなか沖に出ることができず、何度も浜辺に押し戻されながらも諦めずにチャレンジしている姿が見られました。何度もカヤックを波にひっくり返され、何度も波にもまれながら、子ども達は海での遊びをおもいっきり楽しんでいました。
夕食後にはキャンドルファイヤーを行いました。昼間の海遊びでさすがに疲れたのか、眠そうな表情の子も見られましたが、ロウソクの火を囲んで歌を歌ったり、各グループで考えたゲームで楽しみました。
また、2日間を通して行った海遊びでは、楽しさと同時に自然の脅威も学べたのではないかと思います。子ども達には海を怖いものと決めつけず、その脅威をしっかりと認識し、身を守る術を学び、これからも海遊びを楽しんでもらいたいと思います。
(横浜北YMCA 阿部正伴)