2012年8月31日金曜日

東日本大震災を忘れない!出来ることを続けよう!

横浜市踊場地区センター・チャリティーフリーマーケット&東北物産展のご報告


 今年の踊場地区センターピースカフェの一環で、8/25(土)に表題イベントを実施しました。昨年11月に続く2回目のフリーマーケットには、地元の方中心に30ブースの出店があり、手作り品、子供服、海外の民芸品、アクセサリー小物、生活用品など多岐に渡る出品がありました。今回もブース出店料1,000円をそのまま復興支援金に充てさせていただく主旨をご理解いただいた中、冷房の効いた体育室で様々なコミュニケーションがなされていました。同じ体育室では、フリマの他に「クラフトコーナー」、水道局のご協力により「防災・減災コーナー」、「HO鉄道模型コーナー」を設け、クラフトコーナーは2つのクリスマスオーナメントを作成して、ひとつは被災地へ贈ろうと、季節外れのクリスマスツリーも登場しました。

地区センターに入ってすぐのロビー及び娯楽コーナーは毎年恒例のピースカフェ(フェアトレードコーヒーを淹れてます)、そして東北物産展が展開されました。今年2月の「第8回踊場地区センターまつり」からのお付き合いがある福島の「みちのくマルシェ」の霜山さんが再び出店のために商品と共に登場してくれました。「現地にいても売れないから、どんどん来ますよ!」と温かい人柄が滲み出ている言葉には、強い復興への希望や決意が込められていると感じました。新鮮な地場の野菜、乾物等が飛ぶように売れていました。また、石川町にある岩手のアンテナショップ「ナチュラルエッセイ」の久保さんにも出店にご協力いただきました。岩手ご出身の久保さんからは「このようなイベントは震災を風化させないためにもとても大切。続けてください。」と激励の言葉をいただきました。
お昼前にはカフェの特設ステージにて、盛岡の伝統である盛岡さんさ踊りを東京を拠点に活動している「大江戸さんさ」の皆さんに素晴らしい踊りを披露していただきました。約10分という短い時間のワンステージでしたが、原色の衣装や太鼓、笛をふきながら舞うその姿に、ロビーを埋め尽くすほどの多くの観客が魅了されていました。
このイベントには、戸塚中学校ボランティア部20名、戸塚高校ボランティアセンターから6名の学生が夏休み中にも関わらず駆けつけてくれました。一緒に大きな声での募金活動、販売促進、はたまたカフェのウェイトレス。若い力に希望が見えます。心強かったです。
 震災から、約1年半。私たちは忘れてはいないでしょうか。それぞれがそれぞれの立場で感じたあの時の悲しみ、苦しみを。時間をかけて乗り越えていく只中に身をおくたくさんの方々に寄り添う心を。今回のイベントの副題は「東日本大震災を忘れない!出来ることを続けよう!」。思いをひとつに、これからも取り組んで参ります。
フリマ出店料や当日の募金活動、カフェやクラフトコーナーでの売り上げから、復興支援募金として¥51,007が集まりました。たくさんの方々のご協力に心から感謝します。
 次のピースカフェは10月28日(日)、「ビッグバンドで踊ろう!ハロウィンパーティー!」開催です!
(踊場地区センター 菅原祐子)