横浜YMCA賛助会 ふれあいキャンプのご報告
2012年6月9日(土)~10日(日) 横浜YMCA賛助会のふれあいキャンプを富士山YMCAにて行いました。横浜YMCA賛助会は、横浜YMCAの活動目的に賛同し、YMCAの活動を経済的、社会的に支援することを目的とした法人による組織です。現在神奈川県を中心に約50社の法人が加盟しています。賛助会では、障がい児支援のための「インターナショナル・チャリティーラン」や児童養護施設の子どもたちの支援を目的とした「ふれあいイベント」「ふれあいキャンプ」などを積極的に行っています。参加企業の方々と共に、常に参加型で活動を作っているのも賛助会の特徴です。
前回は低学年の子どもたちと一緒に賛助会企業訪問と外遊びを楽しみましたが、今回は高学年の子どもたちと一緒に富士山YMCAで1泊のキャンプをしました。あいにくの天気で、予定していた森の中のハイキングはできませんでしたが、YMCAに着いた頃には雨も止んでいたため、子どもたちは目を輝かせて外での遊びに夢中になっていました。大きなハンモックに子ども皆で一緒に乗って大人に揺らしてもらって楽しんだり、竹のツリーハウスに登って冒険気分を味わったり、富士山の敷地内のクイズラリーを解いて回ったり、野球やボール遊びを楽しんだり、とそれぞれ楽しんでいました。たっぷり外で遊んだ後は、富士山の形の革のキーホルダー作りを行いました。それぞれ色をつけたり、模様をつけたり、自分だけのオリジナル富士山ができあがりました。夕食はカレーとナンを作りました。ナンは初めての試みでしたが、大人と子どもの協力で、ふっくらとした直火焼きの香ばしいナンができあがり、大好評でした。一日の終わりはキャンプファイヤー。火を囲んで歌う歌や遊び、そしてマシュマロ焼きは、子どもも大人も良い思い出となったようです。翌日も朝早くから外遊びを始めた子どもたちに、大人の方がふらふらになりながら、閉村式まで思い切り遊んだ2日間でした。
大自然の中での2日間のキャンプは、児童養護施設の子どもにとっては自然豊かな環境の中で先生以外の大人とたくさんふれあい、甘え、また学ぶ機会となり、大人にとっては児童養護施設の子どもたちの現状を知り、実際にふれあいながら社会の問題に対して自分にできることを考える機会となっています。
(横浜YMCA 大野のどか)