3月26日(月)~28日(水)において、三菱商事YMCAフレンドシップキャンプ『富士山スプリングキャンプ』を実施しました。(参加者36人、指導者12人)三菱商事株式会社様の協賛のもと、福島県在住の子どもたちをご招待して「きっと芽がでるキャンプ!つながろう日本!!」をテーマに3日間すごしました。
交通は、大型バスでの移動になります。片道6~7時間になりましたが、子どもたちはいつも元気いっぱい!歌を歌ったりゲームをしたり、お菓子を交換したり…スカイツリーや富士山を見た時には大興奮でした!
富士山YMCAに到着です。大きな富士山が子どもたちを迎えてくれました。「みんなは、あの山の向こうから来たんだよ!この広く大きな空は、福島ともつながっているよ!3日間おもいっきり遊ぼう!」男女別・学年別のグループに分かれ、富士山YMCAの大草原に出かけていきました。暗くなるまで子どもたちの笑顔・元気がはじけていました。夜は、グループ対抗ゲーム大会…グループに分かれ少し緊張していた子どもたちも、徐々に気持ちが解れていきました。
2日目は、富士山の約1,200m付近に位置する「西臼塚ハイキング」に出かけました。「放射能は気にしなくて良いの?葉っぱに触って大丈夫?」不安そうな子どもたち…リーダーが地面に寝転がり「大丈夫、おもいっきり富士山で遊ぼう♪」一安心したところでハイキングスタートしました。森に入ると、まだまだ冬の様相です。冬場は食べ物が少ないので、鹿が木の皮を食べた後や糞、落ち葉の大小で勝負を決する葉っぱジャンケン、そして森の中から様々な野鳥の声が聞こえていました。少し進んでみると、台風で倒れた大きな木、百年以上も前からそこにたたずむブナの木が迎えてくれました。倒木はアスレチックに大変身、西臼塚の頂上付近の倒木では、全員が乗って記念写真も撮ることができました。
夜は、綺麗な三日月そして満点の星空の下でのキャンプファイアーを行いました。みんなで歌った、みんなで踊った、みんなで眺めた星空は、かけがえのない思い出になったことでしょう。
3日目は、みんなで凧揚げを行いました。このつながっている大空に、そして未来につながる希望の凧として、大空高く揚げました。また、草原での自由時間も大きな楽しみだったようです。みんなで駆け回ったサッカー、グループで対決したドッチビー、グループ全員で登ったハンモックなど、まだまだ遊び足りない様子でした。
「きっと芽がでるキャンプ!」芽がでるには、水をあげたり、雑草をとったり、お日様の力も必要です。そして、芽がでるには友だちの力も不可欠です。子どもたちの芽がでることをずっと応援していきたいと思います。頑張っている、踏ん張っている皆さんと「つながろう日本!」東北以外の我々が、声援を送り続けていきたいと思いますし、富士山YMCAからはキャンプの力を発信し続けていきます。
また、キャンプで会いましょう! 富士山YMCAをみんなのお家と思って「ただいま」と帰ってきてくださいね。
(富士山YMCA 三上淳 リーダー一同)