神奈川県は約17万人の外国につながる住民がいます。NPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター(*以下すまセン)理事長ペイ安氏をコーディネーターに迎え、心(ハート)のあるボランティア養成の連続講座を実施しました。
(リンク:http://www.yokohamaymca.org/program/20111228zd.html)
講師には外国籍住民支援のエキスパートの方々、「すまセン相談事業の歴史」(稲葉佳子氏・法政大学講師)では住まいの他の相談事例の増加傾向を学び、「やさしい日本語」(加藤佳代氏・かながわ国際交流財団あーすぷらざ外国人教育相談コーディネーター)では平易な日本語を使うことの大切さを、そして「フィールドスタディ」(グエン・ティン・タン氏・母語教室すたんどばいみー代表)では外国人当事者が語る多文化社会のあり方について共に考えました。受講者の感想を一部紹介します。
・ 「日本人」でも「外国人」でも自分のルーツは大切。(横浜市・20代)
・ 外国人の人権の理解には、当事者と関わって利害関係を持つことが最も効果的。(町田市・30代)
・ 「~人」と、自分では個人を見ているつもりでも普段そう思っていたことを反省しました。(厚木市・30代)
・ 自分達で支援をやっていくことも大切だと思いました。(厚木市・30代)
・ 人と人が出会うことの大切さを思い出しました。(八王子市・30代)
受講者の皆さんから、ハートあるボランティアとして、身近な所から取り組みを始めると決意が聞かれました。今後の活躍を楽しみにしています。
(横浜YMCA国際地域 三宅晶子)