横須賀YMCA・普通救命講習Ⅰのご報告
私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるかわかりません。みなさん、登下校中、通勤中、外出中に、目の前で人が倒れていたらどうしますか?そんなときどうするでしょうか?見て見ぬふりをしますか?おそらく、周りの人に助けを求めたり、119番で救急車を呼んだりするでしょう。しかし、救急車は電話をしてからすぐに来るわけではありません。
10月16日(日)、横須賀YMCAでは、16名の方が参加をし、救急車が来るまでに私たちは何をできるか考え、ダミー人形を使用してのCPR(心肺蘇生法)の体験やAED(自動体外式除細動器)の正しい扱い方を実技と講義を交えて行いました。
初めて講習会に参加する方ばかりで、みなさん、ホントに自分はできるの?心肺蘇生法はどうやってやるの?と不安そうでしたが、反復練習をしていく中で、みなさん自信を持って最後の効果確認もできました。是非、これからも定期的に復習してください。
また、今回、みなさんに参加のきっかけを聞いたところ、「近所が高齢者ばかりになってきて、もしも何か起こったときには、私たちが動かないと、という危機感を感じるようになってきて、夫婦で話し合い、今回、参加しました。」という方もいました。
何もない事が一番なのですが、何かあったときには、その場で居合わせた人でできることを行うことが大切になってきます。今回、ご参加できなかった方も、次回は是非、一緒に心肺蘇生法やAEDの正しい使い方を体験しましょう。
(横須賀YMCA 尾内 清香)