2011年10月12日水曜日

YMCAで学んだことが財産として活きてくるような生活を送りたい


YMCA相模大野ステーション・My Y Storyより


次の内容は、YMCA相模大野ステーションでボランティアリーダーとして活躍する徳江万里子さんが自身のこれまでのYMCAとの関わりや活動に対する思いを綴った「My Y Story」より掲載しております。


「あんたはYMCAに育ててもらった」これは私の両親が以前口にした言葉です。両親は自身のしつけを謙遜して言ったのだと思いますが、それを聞いたとき、案外間違いではないと思う自分がいます。

私のYMCAとのかかわりは、英会話でお世話になったのをはじめ様々なキャンプに参加させて頂き、高校卒業後はリーダーとして活動をしてきました。 
振り返るに、6歳のとき英会話教室の門をたたいたのが相模大野ステーションだったことは幸運でした。横浜YMCA一、小さいYMCAということですが、だからこその人間味や暖かさがあったように思います。以前、館長として受付に座っていた方が他のYMCAで「~ちゃん」と声をかけて下さるとき、ありがたく思うと同時にこういったつながりに重きを置くYMCAだからこそ、居心地が良いと感じ、長くかかわっていたいと思わせるのだと感じました。
なので、小学校入学と同時はじめた英会話教室を高校卒業時に辞めるとき、そこでデイキャンプのリーダーをしたいと思ったのは自然なことだったように思います。
キャンプに参加するとリーダーシップのみならず、社会的な活動能力など自分の至らない部分が沢山見えてきてきますが、それに向き合えるという点でキャンプにリーダーとして参加することに意義を感じます。もう1つ、子ども達の独創性に触れ、その成長を見られるのがリーダーの醍醐味だと思います。
「人と違う」だけで社会から受け入れられにくい日本の風潮に真っ向から向かい合い解決を求めるYMCAのキャンプに参加する中で(私はそれをどこまで理解し体現できているかは自信がありませんが)、国内・国外の様々な地域に友人ができたことは私を精神的に強くしてくれています。
また、相模大野というホームグランドがあり、そこに自分のことを気にかけてくれると思う人がいるだけで「恥ずかしい真似はできない」と励みになり、それが時間のあるときはいつでもまた力になりたいと思う動機になっています。これからも社会人としてYMCAで学んだことが財産として活きてくるような生活を送りたいと思っています。
YMCA相模大野ステーション ボランティアリーダー 徳江万里子

YMCA相模大野ステーションでは多くの人々と関わりながら共に成長しつつ、YMCAの活動を一緒に支えて下さるボランティアを募っています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
(YMCA相模大野ステーション 石川 義彦)