2011年9月30日金曜日

竹馬を作って遊ぼう



YMCA山手台保育園アルク・地域交流のご報告


保育園アルクでは今年度、『地域との交流をもつ』、『伝承遊びを知り楽しむ』をテーマにしています。
そこで、山手台センターの成人会員の方々、また地域の方々に竹馬作りを4歳児・5歳児の子どもたちに見せて下さる方、遊び方を教えて下さる方を募集しましたところ、成人会員の村井さんが快く引き受けてくださりました。
竹は購入せずにリーダーの実家より切り出し、切り出した竹は竹馬作りに良い長さに切りそろえられました。
9月15日(木)村井さんが作ってくださった竹馬を2セットと1セット分の竹馬の材料を持って来園してくださいました。 さて、村井さんが子どもたちの前で材料の竹、板、しゅろのひもを広げると、子どもたちはもう興味津々。本物の竹でできた竹馬を作るところを見るなんて初めての子たちばかり。子どもたちの見つめる中、村井さんは優しく楽しく子どもたちに話しかけながら、手早く竹馬を作っていきます。子どもたちからの質問にも優しく答えながら、作り方を説明してくだいました。

竹馬が完成すると、子どもたちの間から歓声と『乗りたい!』の声が!そこで、完成した竹馬と持ってきて頂いた竹馬を持って、近くの公園へ出発!
村井さんとリーダー2人で支え、1人ずつ竹馬に乗ってみました。初めて竹馬乗りを体験する子どもたちには、竹馬で歩くときは『竹馬を持って手足同時に動かす』という動作に苦労する姿もみられましたが、何人かの子どもたちはすぐにコツをつかみ自分でバランスを取りながら歩けるようになりました。
乗れるようになった子も、乗れなかった子もそれぞれが竹馬あそびを楽しみ、貴重な体験を得ることができました。
今回の竹馬あそびは伝承あそびを楽しむだけではなく、成人会員の方々と保育園の子どもたちが交流を持つ良い機会となりましたが、子どもたちが上手に竹馬を乗りこなすにはまだまだ練習が必要なようです。竹馬が得意な成人会員の方々、また地域の方々が時々保育園にご指導に来て頂けたら、子どもたちにとってもとても良い機会となることでしょう。これからも、たくさんの交流できる機会を作っていきたいと思います。
お忙しい中、保育園の子どもたちの為に竹馬作り、遊びにご協力いただいた方々へ、心から感謝しお礼申し上げます。ありがとうございました。

(YMCA山手台保育園アルク 遠藤 弘子)