8月18日(木)~8月24日(水)の期間、富士山インディアンキャンプ1、2が行われました。(参加者82名、リーダー・スタッフ14名)
富士山YMCAが位置する、朝霧高原は日本でも有数の酪農地帯です。そして、富士山YMCAには、約13万坪の大草原が広がります。インディアンキャンプでは、この広大な高原、草原に抱かれ、4日間の遊牧民体験に挑戦しました。
最初に行ったのは、本物の牧場に出かけての「酪農体験」です。主なプログラムは、①搾乳体験 ②牛舎の掃除、牛のお世話 ③バター作りになります。牛を間近でみた子どもたちは「大きい!」「ちょっと臭い」、牛との触れ合いや牛舎のお掃除などを行う中で、食べ物の大切さや命の尊さを感じることができました。自分たちで作った手作りバターは、パンにつけて、朝霧牛乳と共にペロリとお腹の中に入ってしまいました。
乗馬体験では、ポニーとの触れ合いからスタートです。頭をなでたり、たてがみを触ったり、心臓の音も聞いてみました。蹄の裏掘りは、とってもドキドキしましたね。そして、いよいよ乗馬体験です。ポニーの背中から見る景色は、地球の丸さを感じることができました。乗馬体験では、命を育む気持ちや自然への恩恵、そして馬と仲良くなることは人と仲良くなることにもつながることを知りました。
みんなで苦労して立てたテント、いつもと違う異空間で、友だちとの距離もグッと近くなりました。今回は、雨のため屋根のある場所でのテント泊でしたが、次回は満天の星空の下で行いましょう。グループチョイスで行った「枯れ沢ハイキング」「ウィングブレード作り」「飯盒蒸しケーキ」どれも素敵な思い出となりました。
富士山YMCAだけではなく、朝霧高原を全身で感じることができました。友だちと朝霧の自然の恵み、牧場やポニーに大感謝の4日間になりました。まだまだ遊び尽くしていない大草原でインディアンのみんなをお待ちしております!
(富士山グローバル・エコキャンプ 総合ディレクター 富士山YMCA三上淳)