2011年7月29日金曜日

被災地での活動をスピーチに

YMCA健康福祉専門学校・スピーチコンテスト入賞の報告

7月17日に大和市勤労福祉会館で開かれた日本語スピーチ大会で、YMCA健康福祉専門学校日本語学科のマ・チュー・テッレさんがFM大和賞を受賞しました。
このスピーチ大会は大和日本語ネットワーク、やまと国際フレンドクラブ、市国際化協会が主催し、今回で6回目となり中国や韓国、フィリピン出身などの13人が出場しました。そのなかで、ミャンマー出身でYMCA健康福祉専門学校日本語学科に留学中のマ・チュー・テッレさんが6月に学校行事で行われたワークキャンプで訪れた宮城県山元町でのボランティア活動の経験をもとに「被災地からわかった事と被災者へのメッセージ」という題でスピーチをしました。
「大地震が起きて3カ月以上たち町の復興を見るためには皆が協力しないとできない。皆は落ち込んで(復興への)気持ちを維持し続けるためのサポートが必要。それをできるのは私たちしかいない。皆が色々な面から援助していますよ、見守っていますよということを見せながら復興への道を歩むべき。皆様も時間があればできるだけ参加してみてくださいと私から提案をしたい」
そしてスピーチの最後には「日本全体が一つになってがんばれば、今よりもいい国をつくれると信じている。今は私をはじめ外国人も、被災者が元気で一日も早く復興できるように願っている」と締めくくりました。
       
このスピーチは8月にFM大和で放送が予定されています。Yahooニュースに掲載されました。
(YMCA健康福祉専門学校 石川晴美)